今回が11回目。これまでの対戦成績は日本勢の6勝4敗
JリーグYBCルヴァンカップの王者とCONMEBOLスダメリカーナ王者が争う、伝統のカップ戦、スルガ銀行チャンピオンシップが、8月8日(水)開催される。
今年で11回目。セレッソ大阪がヤンマースタジアム長居で、アルゼンチンの強豪インデペンディエンテを迎え撃つ。
過去10回の対戦成績は、日本勢が6勝4敗(3つのPK勝ちを含む)と勝ち越しているが、今年はアルゼンチンの雄が意地を見せるのか? 熱い試合勝負が見られそうだ。
セレッソ大阪は初出場、インデペンディエンテは2011年の第4回大会以来2度目の出場で、その時は、ジュビロ磐田にPK戦の末、敗れている。その試合を含め、これまでのスルガ銀行チャンピオンシップを振り返ってみよう。
――◆――◆――
【第1回】2008年|ガンバ大阪 0-1 アルセナル(アルゼンチン)
G大阪はFW山﨑雅人を起点に、対するアルセナルもゴメスとサバの2トップを中心にゴールに迫るが、互いに相手の守備を崩せない。そして、一進一退の攻防が続くなか0-0で迎えた87分、左CKをMFのC・カステグリオネが頭で合わせてアルセナルが先制。この一点を守り切った南米の雄が、記念すべき第1回大会を制した。
【第2回】2009年|大分トリニータ 1-2 インテルナシオナル(ブラジル)
インテルナシオナルは50分、MFアンドレジーニョのパスからFWアレサンドロが先制点を奪う。すると、59分にはアンドレジーニョが約30メートルのロングシュートを突き刺し、2点をリード。その後、大分もカウンターで反撃を仕掛け、60分にMF東慶悟が1点差に詰めるゴールを決めたが、最後まで相手の堅守に苦しみ、1点差で涙を呑んだ。
【第3回】2010年|FC東京 2-2 (PK4-3) リガ・デ・キト(エクアドル)
先制点はリガ・デ・キト。FWバルコスが豪快にシュートを突き刺す。しかし、5分後にFW平山相太が同点弾を挙げ、試合は振り出しに。後半もリガ・デ・キトが先行するが、FC東京は終了間際にFW大黒将志が決めて、勝負はPK戦へ。この白熱のPK戦を4-3で制したFC東京が、日本のクラブとして初めてタイトルを手にした。
【第4回】2011年|ジュビロ磐田 2-2 (PK4-2) インデペンディエンテ(アルゼンチン)
名門復活を目指すクラブ同士の一戦は、磐田が11分にオウンゴールで先制する。その後、高さを活かしたインデペンディエンテの反撃を凌げず、逆転を許す。しかし58分、磐田は途中出場のFW荒田智之のボレーシュートで同点とし、PK戦へ突入。「どうしても勝ちたかった」と語ったGK川口が2本のシュートを止め、磐田が初優勝を飾った。
【第5回】2012年|鹿島アントラーズ 2-2 (PK7-6) ウニベルシダ・デ・チリ(チリ)
鹿島は8分に幸先良く先制すると、27分にはレナトがDF4人を前に豪快なミドルを突き刺し、2点のリードを奪う。対するウニベルシダ・デ・チリも反撃し、岩政のオウンゴール、73分にはPKを決めて同点に。3大会連続PK戦となったが、GK曽ヶ端準が7人目のキッカーを止め、鹿島がクラブ史上2度目の国際タイトルを手にした。
【写真で振り返る】スルガ銀行チャンピオンシップ過去10大会の激闘
今年で11回目。セレッソ大阪がヤンマースタジアム長居で、アルゼンチンの強豪インデペンディエンテを迎え撃つ。
過去10回の対戦成績は、日本勢が6勝4敗(3つのPK勝ちを含む)と勝ち越しているが、今年はアルゼンチンの雄が意地を見せるのか? 熱い試合勝負が見られそうだ。
セレッソ大阪は初出場、インデペンディエンテは2011年の第4回大会以来2度目の出場で、その時は、ジュビロ磐田にPK戦の末、敗れている。その試合を含め、これまでのスルガ銀行チャンピオンシップを振り返ってみよう。
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【第1回】2008年|ガンバ大阪 0-1 アルセナル(アルゼンチン)
G大阪はFW山﨑雅人を起点に、対するアルセナルもゴメスとサバの2トップを中心にゴールに迫るが、互いに相手の守備を崩せない。そして、一進一退の攻防が続くなか0-0で迎えた87分、左CKをMFのC・カステグリオネが頭で合わせてアルセナルが先制。この一点を守り切った南米の雄が、記念すべき第1回大会を制した。
【第2回】2009年|大分トリニータ 1-2 インテルナシオナル(ブラジル)
インテルナシオナルは50分、MFアンドレジーニョのパスからFWアレサンドロが先制点を奪う。すると、59分にはアンドレジーニョが約30メートルのロングシュートを突き刺し、2点をリード。その後、大分もカウンターで反撃を仕掛け、60分にMF東慶悟が1点差に詰めるゴールを決めたが、最後まで相手の堅守に苦しみ、1点差で涙を呑んだ。
【第3回】2010年|FC東京 2-2 (PK4-3) リガ・デ・キト(エクアドル)
先制点はリガ・デ・キト。FWバルコスが豪快にシュートを突き刺す。しかし、5分後にFW平山相太が同点弾を挙げ、試合は振り出しに。後半もリガ・デ・キトが先行するが、FC東京は終了間際にFW大黒将志が決めて、勝負はPK戦へ。この白熱のPK戦を4-3で制したFC東京が、日本のクラブとして初めてタイトルを手にした。
【第4回】2011年|ジュビロ磐田 2-2 (PK4-2) インデペンディエンテ(アルゼンチン)
名門復活を目指すクラブ同士の一戦は、磐田が11分にオウンゴールで先制する。その後、高さを活かしたインデペンディエンテの反撃を凌げず、逆転を許す。しかし58分、磐田は途中出場のFW荒田智之のボレーシュートで同点とし、PK戦へ突入。「どうしても勝ちたかった」と語ったGK川口が2本のシュートを止め、磐田が初優勝を飾った。
【第5回】2012年|鹿島アントラーズ 2-2 (PK7-6) ウニベルシダ・デ・チリ(チリ)
鹿島は8分に幸先良く先制すると、27分にはレナトがDF4人を前に豪快なミドルを突き刺し、2点のリードを奪う。対するウニベルシダ・デ・チリも反撃し、岩政のオウンゴール、73分にはPKを決めて同点に。3大会連続PK戦となったが、GK曽ヶ端準が7人目のキッカーを止め、鹿島がクラブ史上2度目の国際タイトルを手にした。
【写真で振り返る】スルガ銀行チャンピオンシップ過去10大会の激闘