大久保嘉人が移籍後初出場も磐田は無得点… 札幌と引き分けて4戦勝ちなしに…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月22日

札幌攻撃陣を相手に無失点で終えた磐田だったが…

札幌の三好(41番)はセンス溢れるプレーで攻撃を牽引したが、ゴールをこじ開けるまでには至らず。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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 7月22日、J1・17節が行なわれ、北海道の札幌厚別公園競技場では札幌と磐田が顔を合わせた。

 互いに現在3戦勝ちなし。上位生き残りを懸ける両者にとって、これ以上の停滞は許されない。

 そのなかで札幌はジェイや三好康児などの主力をスタメンで起用。一方の磐田は今夏に新加入した大久保嘉人をベンチに置き、川又堅碁や田口泰士などを先発メンバーとして送り出した。

 立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられるなか、ホームの札幌はジェイのポストプレーや三好康児の個人技などから好機を創出。対する磐田は川又堅碁のボールキープを活かしながら、2列目から上原力也が飛び出して相手ゴールへと迫っていく。

 そして、前半最大のハイライトは32分だ。札幌は駒井善成の右クロスからゴール前に迫ると、この折り返しが磐田DFの手に当たってPKを獲得する。キッカーに名乗りを上げたジェイが左足でシュートを放ったが、磐田の守護神・カミンスキーに阻まれてしまう。
 0-0で迎えた後半もともに個性豊かなアタッカー陣を活かしながら、攻勢に転じる展開。すると12分、今度は磐田がビックチャンスを掴む。ゴール前で川又がヒールで相手DFの背後にボールを送ると、宮崎智彦が札幌のGKク・ソンユンと1対1に。しかし、韓国人守護神に阻まれ、ネットを揺らすことはできない。

 得点が決まらないなか、先に動いたのは磐田の名波浩監督だ。63分に山田大記と加入して間もない大久保を同時に投入。移籍後初出場となるベテランストライカーを起用し、ゲームの流れを引き寄せに懸かった。

 対する札幌も68分に選手交代を敢行。控えに回っていた都倉賢と荒馬拓馬をピッチに送り、こちらもベンチワークを駆使して勝負に出る。

 だが、その後もゴールは生まれず、両者は最後まで無得点。ともに4試合ぶりの勝利はつかめず、スコアレスドローで試合を終えた。
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