絶妙な試合運びで、ホームチームが効率良くゴールを量産!
[J1リーグ16節]広島4-0G大阪/7月18日/Eスタ
いきなり開始8分、ひとつの軽率なプレーが両チームの明暗を分ける。
ルーズボールの競り合いで、G大阪DFファビオが足の裏を見せて広島MF青山にレイトチャージ。故意ではなかったが一発レッドもやむなしの愚行だった。アウェーチームは怪我から復帰したアデミウソンと2トップを組んだFWファン・ウィジョを下げ、DF菅沼を投入。のっけからゲームプランが瓦解した。
このアドバンテージをしっかり活かすのが、好調・広島の強さだろう。焦って前に出てくるG大阪を巧みにいなし、徹底したボールポゼッションでじわじわと敵陣深くに押し込んでいく。そして迎えた26分、ついに均衡を破るのだ。右サイドを打破したDF和田が山なりのクロスを送ると、中央で待ち構えたFWパトリックが高打点ヘッドで合わせ、豪快に先制点をもぎ取った。広島のエースにとっては古巣相手のゴール。控えめのパフォーマンスで喜びを表現した。
その後もG大阪にボールを持たせては的確にスペースを突くなど、広島はソツのない戦いぶりを披露。和田やMF柴崎がビッグチャンスをフイにするも、40分に青山→パトリックのホットラインが開通して、ふたたびブラジル人FWがダイビングヘッドで加点した。
いきなり開始8分、ひとつの軽率なプレーが両チームの明暗を分ける。
ルーズボールの競り合いで、G大阪DFファビオが足の裏を見せて広島MF青山にレイトチャージ。故意ではなかったが一発レッドもやむなしの愚行だった。アウェーチームは怪我から復帰したアデミウソンと2トップを組んだFWファン・ウィジョを下げ、DF菅沼を投入。のっけからゲームプランが瓦解した。
このアドバンテージをしっかり活かすのが、好調・広島の強さだろう。焦って前に出てくるG大阪を巧みにいなし、徹底したボールポゼッションでじわじわと敵陣深くに押し込んでいく。そして迎えた26分、ついに均衡を破るのだ。右サイドを打破したDF和田が山なりのクロスを送ると、中央で待ち構えたFWパトリックが高打点ヘッドで合わせ、豪快に先制点をもぎ取った。広島のエースにとっては古巣相手のゴール。控えめのパフォーマンスで喜びを表現した。
その後もG大阪にボールを持たせては的確にスペースを突くなど、広島はソツのない戦いぶりを披露。和田やMF柴崎がビッグチャンスをフイにするも、40分に青山→パトリックのホットラインが開通して、ふたたびブラジル人FWがダイビングヘッドで加点した。
後半もリーグリーダーは攻撃の手を緩めない。
49分、左サイドから柏が送ったピンポイントクロスを送る。中央のパトリックはマーカーふたりに挟まれて潰されたが、そのこぼれ球に鋭く反応したFW工藤が難なく蹴り込んで3点目を奪った。工藤は城福監督の先発起用に見事応え、待望の今季初得点をマークした。
G大阪はゲーム終盤、MF食野にFW中村と期待のヤングタレントを投入して反撃を試みるが、広島の球回しにスタミナを削られたスタメン組の動きが重く、散発なカウンターに終始した。リスタートからの好機さえ掴めず、手も足も出せないまま。逆に86分に逆襲から右サイドを崩され、最後は途中出場のFWティーラシンに駄目を押された。
4-0の圧勝を決め込んだ広島は2節ぶりの白星で3ポイントを上積みし、2位・FC東京との勝点差9をキープ。一方のG大阪は4試合連続の勝利なし(2分け2敗)で屈し、順位はプレーオフに回る16位と低迷が続く。
49分、左サイドから柏が送ったピンポイントクロスを送る。中央のパトリックはマーカーふたりに挟まれて潰されたが、そのこぼれ球に鋭く反応したFW工藤が難なく蹴り込んで3点目を奪った。工藤は城福監督の先発起用に見事応え、待望の今季初得点をマークした。
G大阪はゲーム終盤、MF食野にFW中村と期待のヤングタレントを投入して反撃を試みるが、広島の球回しにスタミナを削られたスタメン組の動きが重く、散発なカウンターに終始した。リスタートからの好機さえ掴めず、手も足も出せないまま。逆に86分に逆襲から右サイドを崩され、最後は途中出場のFWティーラシンに駄目を押された。
4-0の圧勝を決め込んだ広島は2節ぶりの白星で3ポイントを上積みし、2位・FC東京との勝点差9をキープ。一方のG大阪は4試合連続の勝利なし(2分け2敗)で屈し、順位はプレーオフに回る16位と低迷が続く。