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3位決定戦はベルギーが先制!電光石火のサイド攻撃からムニエがフィニッシュ【ロシアW杯】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月14日

左ウイングバックのクロスに右ウイングバックが詰めて先制

シャドリ(右)のクロスにムニエ(左)が合わせてベルギーが先制点を奪った。(C)Getty Images

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 ロシア・ワールドカップの3位決定戦、ベルギー対イングランドが現地14日17時、サンクトペテルブルクでキックオフされた。
 
 試合は開始早々の4分に動いた。先制したのはベルギーだ。GKクルトワのフィードをつないでCFのルカクがキープ。その間に左ウイングバックのシャドリが相手最終ラインの裏を突き、ルカクからのスルーパスを受け取る。そのままシャドリが持ち込んで低いクロスを上げると、詰めたのは逆サイドから走り込んで来たムニエ。この右ウイングバックが相手DFの前に入り込み、右足で会心の先制点を押し込んだ。
 
 一方のイングランドはサイドを起点に反撃を狙い、14分には右サイドからのクロスにロスタフ=チークが頭で合わせて惜しいチャンスを作った。ロフタス=チークは18分にも右サイドをドリブルで突破し、ベルギー守備陣を慌てさせる。また、23分にはハーフラインからの長いボールをスターリングが前線でキープし、走り込んだケインが右足でシュート。いずれもゴールにはつながらなかったが、守備のバランスを保ちながら同点のチャンスをうかがった。
 
 そうして迎えた34分、ベルギーをアクシデントが襲う。カウンターの場面で左サイドを駆け上がったシャドリが、太ももの裏を痛めてピッチを退いたのだ。
 
 しかし、1点リードのベルギーはまったく動揺を見せずに、手堅い守備からのカウンターというコンセプトを徹底。仮に速攻でフィニッシュに持ち込めなかったとしても、E・アザールやデ・ブルイネのアイデアを活かした攻撃で圧力をかけた。交代で入ったヴェルメーレンも落ち着いたプレーを見せ、そのまま1-0で前半を折り返した。
 
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