日本代表MF、本田圭佑の“おとぼけ”ツイートが反響を呼んでいる。
 
　ロシア・ワールドカップのラウンド・オブ16でベルギーに惜敗を喫し、西野ジャパンの戦いは終幕を迎えた。大会中は主にスーパーサブとして存在を示し、グループリーグ第２戦のセネガル戦では貴重な同点ゴールを決めて、日本人選手として前人未到の「３大会連続」を達成。あらためて千両役者ぶりを発揮した。
 
　大会後は、「僕にとっては最後のワールドカップ」と語り、今後の代表での活動については明言を避けた。メキシコ・パチューカとの契約は６月30日で満了となっており、次なる活躍の場がどこになるのかも特大の関心を集めている。
 
　そんななか、ポツリと呟いた。「次の日本代表監督？　僕はまだ次の仕事を決めてないですよ」。たったこれだけの短いフレーズながら、本田らしいユーモアがたっぷりだ。巷で話題にのぼっている次期日本代表監督の選考について、みずから立候補するかのような言い回し。本田流のジョークなのだが、近未来にはあり得るかもしれないというちょっとした現実味があるからだろう、ファンが思い思いに投稿欄にメッセージを書き込んでいる。その数は更新から５時間で延べ600件を超えているのだからスゴい。

 

「いずれは日本代表を率いてW杯制してほしいです」
「本田さんの監督でワールドカップ決勝を戦ってる日本が見たいです！」
「引退してもなんらかの形で代表に関わって欲しい。日本代表にはまだ本田圭佑が必要」
「リトルホンダに聞いてみてください!　どこで働きたいのか!」
「絶対信頼される監督になると思いますよ！」
「将来的には見てみたいのですが、まだ引退されませんよね!? というよりしないでください…」
「本田選手は経営力もあると思うんで監督よりサッカー協会の会長になって欲しいです」
「グランパスに来て残留請負人になってほしいです。本当に真面目に」
「本田ジャパン、今には無理でも20年後までには現実になってほしい」
 
　などなど、けっこう真面目な投稿が多く、その大半が「まだ現役を続けてほしい」という嘆願が込められている。
 
　はたして稀代のカリスマはどんな進路を取るのか。これからもその一挙手一投足から目が離せない。