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“呪い”のジンクスふたたび! ミック・ジャガーがモスクワで母国を熱烈応援も…【ロシアW杯】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月12日

過去20年で4度目の苦い体験に

アーセナルとイングランド代表をこよなく愛するミック・ジャガー(黒いキャップをかぶった人物)。この憮然とした表情からして試合後のカットか……。(C)REUTERS/AFLO

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 応援したほうがかならず負ける──。もはやイングランドのみならず世界中でも“ミックの呪い”として定評を得ている。ほかでもない、伝説のロックバンドであるローリンズ・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーにまつわるジンクスだ。
 
 フットボール狂で知られるミックは過去にもワールドカップでイングランド代表を現地応援しては、敗北を目の当たりにしてきた。さらには母国代表だけでなく、2010年大会ではアメリカとブラジルを、2014年大会では準決勝でブラジルを熱烈に応援し、王国はドイツに1-7の大敗を喫した。まさに神秘的とも言える事象で、サポーターのなかにはミックの写真に負けてほしいチームのユニホームを着せて“願かけ”をする者がいるほどだ。
 
 そして、迎えた今大会。ミックは大方の予想通り、満を持して準決勝のイングランドvsクロアチア戦が行なわれるルジニキに姿を見せた。試合前には自身のツイッターで「さあ行こうイングランド!」と動画付きでメッセージを発信。「勘弁してくれ」とばかりに悲痛な叫びを綴るイングランド・サポーターに、「これでもらった」と書き込むクロアチア・サポーターなどが入り乱れ、なんと2500通近いメッセージが殺到した。


 
 試合の結果は──。言わずもがなだ。英国のテレビ中継画面では、試合後に呆然自失にうなだれるミックの姿が大きく映し出されたという。
 
 1998年大会、2006年大会、10年大会、そして今回と、過去20年で4度目。ミックはまたしても現地で、スリーライオンズの敗退を見届けることとなってしまった。
 
 
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