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「すごく助けられた…」イングランド躍進の秘密は“心理回復”にあり! 選手たちを救った女医とは?【ロシアW杯】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月11日

絶大だった女性心理カウンセラーの導入。

若手中心のチーム構成で不安要素も少なくないなかで、躍進を見せてきたイングランド。その陰には重要な役割を担ったスタッフがいた。 (C) Getty Images

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 大会前の評判が決して高くなかったイングランド代表は、その予想を覆してロシア・ワールドカップでベスト4に進出。52年ぶりとなる世界制覇を目指している。

 経験不足も指摘されていた若いチームが望外の躍進をした理由は多々あるだろうが、その一つとされているのが、とある女性精神分析医の存在だ。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 昨年11月から同国のサッカー協会で仕事をしているピッパ・グレンジ医師は、長年、国民からの厳しい重圧に苦しんできたスリーライオンズ(※イングランド代表の愛称)の「心理的回復力」を高めることを求められたという。

 その効果は絶大だった。グレンジ医師をチームの一員としたことで、2006年から決勝トーナメントで勝利を挙げることができていなかったスリーライオンズは、W杯で一回も勝てていなかったPK戦も制し、ベスト4まで勝ち進んだという結果が表している。
 
 チームの中心であるデル・アリは、「彼女は多くの仕事をしてくれた。素晴らしい人だよ。彼女がどれだけのハードワークをしたか分かるはずだ。僕たちをすごく助けてくれた」と、グレンジ医師の存在の大きさを語った。

「彼女は僕たちにたくさんのことをしてくれた。たくさんミーティングをしてくれる。彼女が話すと、みんながその言葉に耳を傾けるんだ」

 さらに33歳のベテランMFアシュリー・ヤングも、「彼女とは、みんながそれぞれ違う形で話している。彼女の仕事ぶりは素晴らしかった」と続いた。

「もちろん、メンタルは重要な側面だ。彼女のおかげで、僕らはロシアに来た初日から大丈夫だったのさ。フィットネスコーチたちが素晴らしかったけど、カウンセラーも助けてくれた」

 CBやボランチでマルチな才能を発揮しているエリック・ダイアーは、「彼女との仕事の多くは大会に至るまでのことだった。この6、7か月のことだ」と、グレンジ医師の効果は長期的な取り組みの賜物だと明かしている。

「今大会が始まったころには、彼女が助けてくれる大半のことはすでに終わっていた。本当にシンプルなことだったんだ。僕らは一貫性を手にしたんだよ」

 計り知れない重圧がかかるW杯という大舞台では、精神面のケアが欠かせない。グレンジ医師の尽力でその点を克服したスリーライオンズは、悲願のW杯制覇を成し遂げられるだろうか?
 
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