日本のＪリーグファンにとっては、再びの吉報が届いた。リーガの名門、アトレティコ・マドリードを退団したフェルナンド・トーレスが、Jリーグのサガン鳥栖に移籍することを正式に発表したのだ。

　スペインの心臓と呼ばれたアンドレス・イニエスタに続く、スペインの巨星の加入。ツイッター上には、日本人サポーターの喜びと困惑のつぶやきが溢れた。

「神の子、トーレス、Jリーグへ」
「誤報じゃないよ！ ほんトーレス…佐賀県始まったな…」
「ありがトーレス！救いの神！これで降格はナシだよな！」
「EURO2008の決勝で闘った３人（※）が、まさか10年後にJリーガーになるとは…」
「イニエスタ、トーレス…Jリーグにあまり興味ない自分でも流石に見てみたいと思ってしまうメンツだ」
※スペインのF・トーレス、イニエスタと、ドイツのルーカス・ポドルスキ（ヴィッセル神戸）

　また、見送るアトレティコのファンからは「幸運を祈るよ、レジェンド」「日本での活躍を楽しみにしている」「あなたの新しい旅に幸運を」といった惜別の声が送られている。

　入団決定会見では、サガン鳥栖が作成したオリジナルマフラータオルを手に写真撮影。「誤報じゃないよ！ほんトーレス」「来てくれてありがトーレス」という、先日の報道を逆手に取ったようなダジャレが刻まれたタオルにもインパクトがあったようで、「あれ商品化しそう」といったサポーターの声もあった。

　また、地元の佐賀県は「元スペイン代表FW トーレスが鳥栖入団」と号外を発行するほどの興奮ぶりだ。

　一方、Jリーグファンからは「トーレスvsイニエスタを早く見せてくれ」といった、期待に胸膨らませるコメントも多く見られた。

　サガン鳥栖とヴィッセル神戸の対戦は、11月10日の第32節で開催されるが、プラチナチケットになること間違いなしの一番になりそうだ。