苦手意識を打ち破った意味でも
決勝トーナメント1回戦でベルギーに2-3と逆転負けを喫し、日本サッカー史上初のベスト8入りは逃した。しかし、3戦全敗もあり得ると言われた戦前の予想を覆すロシア・ワールドカップでの快進撃はポジティブにも映ったはずだ。
グループリーグ突破の要因のひとつは、コロンビア戦での勝利だ。ワールドカップでの初戦白星という自信が勢いとなって、自然とチームがまとまった印象もあるからだ。
それにしても、コロンビア戦はなんとも奇妙な試合だった。まさか前半3分に香川真司のシュートを阻止したカルロス・サンチェスがハンドで一発退場、しかもPKまで獲得できるなんて……。ツキが味方したとしか言い表せない。
その直前に大迫勇也がGKとの1対1を決めていれば、コロンビアに退場者は出なかったのだ。それが結果的に大迫の決定機逸で香川にシュートチャンスが巡って来て、退場とPKというふたつの幸運が一気に転がり込んできたのである。
グループリーグ突破の要因のひとつは、コロンビア戦での勝利だ。ワールドカップでの初戦白星という自信が勢いとなって、自然とチームがまとまった印象もあるからだ。
それにしても、コロンビア戦はなんとも奇妙な試合だった。まさか前半3分に香川真司のシュートを阻止したカルロス・サンチェスがハンドで一発退場、しかもPKまで獲得できるなんて……。ツキが味方したとしか言い表せない。
その直前に大迫勇也がGKとの1対1を決めていれば、コロンビアに退場者は出なかったのだ。それが結果的に大迫の決定機逸で香川にシュートチャンスが巡って来て、退場とPKというふたつの幸運が一気に転がり込んできたのである。
そして、その幸運をしっかりと結果に結び付けた点は評価されるべきだ。一旦は1-1と追いつかれながらも、西野朗監督の「これは勝たなければいけないゲーム」という檄に応えて大迫の決勝ゴールで勝ち越した勝負強さは称賛に値した。
10人のコロンビアと言えど、難敵である。そういう相手から勝点3を奪ったのだから、自信になるのは当然だ。
前回大会まで南米勢との相性は最悪で、1分3敗と未勝利だった。その苦手意識を打ち破った意味でも、コロンビア戦の白星は相当な価値があった。
ちなみに、ロシア・ワールドカップで初戦白星は、ロシア、ウルグアイ、イラン、フランス、デンマーク、クロアチア、セルビア、メキシコ、スウェーデン、ベルギー、イングランド、日本、セネガルの13か国。そのうち10チームが決勝トーナメントに進んでいるわけだから、やはり初戦での勝点3獲得は極めて重要なのである。
10人のコロンビアと言えど、難敵である。そういう相手から勝点3を奪ったのだから、自信になるのは当然だ。
前回大会まで南米勢との相性は最悪で、1分3敗と未勝利だった。その苦手意識を打ち破った意味でも、コロンビア戦の白星は相当な価値があった。
ちなみに、ロシア・ワールドカップで初戦白星は、ロシア、ウルグアイ、イラン、フランス、デンマーク、クロアチア、セルビア、メキシコ、スウェーデン、ベルギー、イングランド、日本、セネガルの13か国。そのうち10チームが決勝トーナメントに進んでいるわけだから、やはり初戦での勝点3獲得は極めて重要なのである。