32年ぶりの英国人得点王は誕生するのか
日本vsベルギー戦の興奮さめやらぬなか、2夜連続で凄まじい死闘が繰り広げられた。
7月3日に行なわれたロシア・ワールドカップ、ラウンド・オブ16のコロンビアvsイングランド戦は1-1のまま延長戦を経ても決着が付かず、PK戦へ。これをスリーライオンズが4-3で制し、過去3度の機会ですべて敗れていた“ロシアン・ルーレット”を初めてモノにした。
その試合で先制点を挙げたのが、エースにして主将のハリー・ケインである。みずから得たPKを豪快に蹴り込んで大会6点目。得点ランキングの単独首位を快走中だ。はたして、1986年メキシコ大会のガリー・リネカー以来となるイングランド人得点王は誕生するのか。過去3シーズンで2度プレミアリーグ得点王に輝いた男に、特大の期待が寄せられている。
過去21大会における得点王の平均値を換算すると「6.80点」。計算上、ケインはあと1点を取れば栄えあるトップスコアラーに輝ける。過去5大会に限定すれば平均値は「6.00点」で、さらにその現実味が増す。なにせここまで3試合の出場で6得点を挙げており、1試合・2得点ペースなのだから驚きだ。しかも総シュート数8本で6得点と、決定率も75%と圧倒的である。もしもイングランドが決勝まで行けば、12得点に到達する勢いだ(そう簡単に行くはずはない)。
7月3日に行なわれたロシア・ワールドカップ、ラウンド・オブ16のコロンビアvsイングランド戦は1-1のまま延長戦を経ても決着が付かず、PK戦へ。これをスリーライオンズが4-3で制し、過去3度の機会ですべて敗れていた“ロシアン・ルーレット”を初めてモノにした。
その試合で先制点を挙げたのが、エースにして主将のハリー・ケインである。みずから得たPKを豪快に蹴り込んで大会6点目。得点ランキングの単独首位を快走中だ。はたして、1986年メキシコ大会のガリー・リネカー以来となるイングランド人得点王は誕生するのか。過去3シーズンで2度プレミアリーグ得点王に輝いた男に、特大の期待が寄せられている。
過去21大会における得点王の平均値を換算すると「6.80点」。計算上、ケインはあと1点を取れば栄えあるトップスコアラーに輝ける。過去5大会に限定すれば平均値は「6.00点」で、さらにその現実味が増す。なにせここまで3試合の出場で6得点を挙げており、1試合・2得点ペースなのだから驚きだ。しかも総シュート数8本で6得点と、決定率も75%と圧倒的である。もしもイングランドが決勝まで行けば、12得点に到達する勢いだ(そう簡単に行くはずはない)。
決勝トーナメント1回戦を終えた時点での得点ランキングは以下の通り。
1位:ハリー・ケイン(イングランド) 6得点
2位:ロメル・ルカク(ベルギー) 4得点
2位:クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル) 4得点
4位:アルテム・ジューバ(ロシア) 3得点
4位:デニス・チェリシェフ(ロシア) 3得点
4位:キリアン・エムバペ(フランス) 3得点
4位:ジエゴ・コスタ(スペイン) 3得点
4位:エディンソン・カバーニ(ウルグアイ) 3得点
そのほか、勝ち残っているチームで2得点を挙げているのが、エデン・アザール(ベルギー)、ネイマール、フィリッペ・コウチーニョ(ともにブラジル)、ルイス・スアレス(ウルグアイ)、アントワーヌ・グリエーズマン(フランス)といった面々だ。
本命は間違いなくケインで、唯一無二のPKキッカーである点も大きい(6得点中3得点がPK)。対抗がルカク、小穴がエムバペとカバーニ、そして大穴がネイマール、スアレスといったあたりか。
ただ、今大会はまるで先の読めないスリリングなゲームが続出している。それだけに、得点王争いも予定調和では終わらないのかもしれない──。
1位:ハリー・ケイン(イングランド) 6得点
2位:ロメル・ルカク(ベルギー) 4得点
2位:クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル) 4得点
4位:アルテム・ジューバ(ロシア) 3得点
4位:デニス・チェリシェフ(ロシア) 3得点
4位:キリアン・エムバペ(フランス) 3得点
4位:ジエゴ・コスタ(スペイン) 3得点
4位:エディンソン・カバーニ(ウルグアイ) 3得点
そのほか、勝ち残っているチームで2得点を挙げているのが、エデン・アザール(ベルギー)、ネイマール、フィリッペ・コウチーニョ(ともにブラジル)、ルイス・スアレス(ウルグアイ)、アントワーヌ・グリエーズマン(フランス)といった面々だ。
本命は間違いなくケインで、唯一無二のPKキッカーである点も大きい(6得点中3得点がPK)。対抗がルカク、小穴がエムバペとカバーニ、そして大穴がネイマール、スアレスといったあたりか。
ただ、今大会はまるで先の読めないスリリングなゲームが続出している。それだけに、得点王争いも予定調和では終わらないのかもしれない──。