• トップ
  • ニュース一覧
  • 「日本はアジアの希望だ」「彼らから学べ!」西野ジャパンの快進撃をアジア圏メディアが大いに称える【ロシアW杯】

「日本はアジアの希望だ」「彼らから学べ!」西野ジャパンの快進撃をアジア圏メディアが大いに称える【ロシアW杯】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月03日

アジア枠が拡大する2026年に備えて

アジア勢で唯一、決勝トーナメントに駒を進めた日本の戦いはアジアのサッカーファンからも大きな注目を集めた。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

画像を見る

 FIFAランキング3位のベルギーにラウンド・オブ16で惜敗を喫した日本代表に対して、アジア各国のメディアも称賛の声を寄せている。

 今回のロシア・ワールドカップでグループリーグを勝ち抜き、決勝トーナメントに進出したのは、アジアから出場した5か国のうち日本だけだった。そのぶん、サッカー人気が高まりつつある東南アジア圏を中心に、サムライブルーの戦いは高い関心を集めたのだ。ましてや同地域で絶大な人気を誇るのがプレミアリーグで、そのスター選手たちがずらりと居並ぶベルギー代表が相手。注目されないわけがない。

 シンガポールに拠点を置くテレビ局『CHANNEL NEWS ASIA』は「ベルギーに敗北した日本を悲しいけれど誇りに思う」と報道。「日本はアジアの希望として唯一、決勝トーナメントに進出した。ポーランド戦は論議を呼んだが、ベルギー戦での戦い方は見事なもの。個々のスキルは不足しているものもあるが、組織としてまとまっていた。最終的には22戦無敗を誇るロベルト・マルティネス監督率いるチームが実力を証明したが、試合そのものには進化を感じた」と称えた。

 また、グループリーグでは韓国がドイツ相手に快勝を収め大勝し、イランがモロッコを破るなど、アジア勢の確かな進歩が感じられたと報じた。

 
 また、米スポーツ専門チャンネル『FOX SPORTS』のアジア版は、「日本がワールドカップでアジア勢の台頭を証明した」と評している。

「世界の大舞台で、日本が新しい歴史を作ることは叶わなかった。けれど、月曜日に行なわれたベルギーとの試合は敗北をもってしても、非常にポジティブなものを得たと思う。だが実力を底上げするにはもっと経験を積み、スポットライトが当たる場所を目ざさなければならないことも確かだ」

 2026年の北中米共催大会からは、アジア枠が一気に「8.5枠」に拡大される予定だ。近未来のワールドカップでアジア勢がより世界を驚かせるためには、「今大会で日本が世界に見せつけた姿から学びとり、よりチャンス、経験を積むために最善を尽くさなければならない」と提言し、こう締めくくっている。

「1954年のスイス大会まで、アジアは出場資格さえ所持していなかった。2002年の日韓大会から花開き始めたアジアのサッカーがここまで進化したのである。だが、これは驚くべきことではない。2026年を経て、アジアが世界最高を目ざすために必要なことを、アジア・サッカー全体で考えなければならない」
【関連記事】
【ベルギー戦|記事一覧】解説:セルジオ越後、金田喜稔、釜本邦茂、採点&寸評、プレー分析、PHOTOギャラリーetc.
日本代表は強国ベルギーをいかにして追い詰めたのか。データが示す圧巻のパフォーマンス【ロシアW杯】
「凄まじい進歩だ!」「品格ある去り方」 ベルギー戦惜敗の西野ジャパンを仏メディアが手放し称賛【ロシアW杯】
「ベルギーの弱点を攻略した」「西野監督のミスだ」韓国メディアは賛否両論!ポーランド戦の"時間稼ぎ"が尾を引いたとの声も
「自己過信が招いた結末」「カガワは模範」仏メディアが日本代表のW杯を総括!【ロシアW杯】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ