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「死んだように見えるか?」話題沸騰のマラドーナ、悪質ニュースの犯人探しに高額懸賞金!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月29日

ナイジェリア戦で倒れたことが原因となり…。

自身に対する悪質なフェイクニュースに怒りを露にしたマラドーナは、SNS上の犯人探しに躍起になっている。 (C) Getty Images

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 アルゼンチン・サッカー界の英雄が、自身に対するあらぬ報道に怒りを露にし、ついには犯人探しに動き出した。

 元アルゼンチン代表FWのディエゴ・マラドーナは、「ディエゴが死んだ」というフェイクニュースをSNSに流した犯人を見つけ出すために懸賞金を出すことを決めたと、複数の母国メディアが一斉に報じた。

 現地時間26日、グループリーグ敗退の危機にあったアルゼンチンは、ナイジェリアとの最終戦、試合終了間際にマルコス・ロホが勝ち越しのゴールを決め、土壇場で決勝トーナメント進出を決めた。

 この奇跡とも言うべき瞬間に、スタンドで応援していたマラドーナは狂喜乱舞。興奮の余り、試合後、一時的な低血圧症を引き起こしていたため、スタジアム内で医療スタッフの応急処置を受けた。

 現在は回復し、アルゼンチン・メディア『テレサー』のインタビューに応じて、「俺は元気だ。死んだように見えるか?」と語っていたマラドーナは、「ディエゴが死んだ」というフェイクニュースの犯人探しに奔走するようだ。
 

 マラドーナの弁護士を務めるマティアス・モラ氏は、アルゼンチン紙『Infobae』に対して、「情報提供者を求めたい」と語り、その具体的な策を明らかにした。

「正確で精密な情報を提供できる人に30万ペソ(約120万円)の懸賞金を出すことを決定し、公表するように私に指示した。こういった問題は、解決されにくいと思われているが、技術専門家と相談して解決するつもりだ。そのために我々には情報提供者が必要なのだ」

 前出の番組のインタビュー内でマラドーナは、「姉(妹)が、俺が『大丈夫か?』って電話してきたんだ。兄はイタリアから、そして姪はアメリカからね。悪いニュースは良いニュースよりずっと速く、あっという間に世界へ広まってしまう」と家族を不安にさせたことを嘆いており、難しいとされるSNSでの犯人探しに本気で取り組むようだ。

 今大会では、禁煙のスタジアムで葉巻を吸ったり、先のナイジェリア戦では、歓喜のあまり両手で中指を突き立てるなど、やりたい放題な感もあるマラドーナ。そんなスーパーレジェンドは、SNS上の見えない“敵”を見つけ出すことができるのだろうか。
 
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