ドイツは背水の陣でスウェーデンの堅守に挑む。
ロシア・ワールドカップ グループF・第2戦
ドイツ―スウェーデン
6月23日(土)21:00(日本時間27:00)キックオフ/フィシュト(ソチ)
1982年のスペイン大会以来、実に36年ぶりに初戦で敗れたドイツは、このスウェーデン戦も落とすようだと、メキシコ対韓国の結果次第とはいえ、W杯では同国初となるグループリーグ敗退が決定する。
連覇を狙うドイツが生き残りを懸けて対戦するスウェーデンの武器は、堅守からの速攻。とりわけ格上の列強と戦う場合は、自陣深くに守備ブロックを形成し、ゴール前をがっちり固めてくるだろう。巧みにサイドのスペースへと誘導し、ボールを奪う守備にも長けている。
単純な放り込みでスウェーデン守備陣を攻略しようとするのは極めて困難だ。韓国戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたアンドレアス・グランクビストと、落ちていたコンディションが上昇傾向にあるヴィクトル・リンデロフのCBペアは、ハイボールの競り合いやクロスを得意としているからだ。
ドイツ―スウェーデン
6月23日(土)21:00(日本時間27:00)キックオフ/フィシュト(ソチ)
1982年のスペイン大会以来、実に36年ぶりに初戦で敗れたドイツは、このスウェーデン戦も落とすようだと、メキシコ対韓国の結果次第とはいえ、W杯では同国初となるグループリーグ敗退が決定する。
連覇を狙うドイツが生き残りを懸けて対戦するスウェーデンの武器は、堅守からの速攻。とりわけ格上の列強と戦う場合は、自陣深くに守備ブロックを形成し、ゴール前をがっちり固めてくるだろう。巧みにサイドのスペースへと誘導し、ボールを奪う守備にも長けている。
単純な放り込みでスウェーデン守備陣を攻略しようとするのは極めて困難だ。韓国戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたアンドレアス・グランクビストと、落ちていたコンディションが上昇傾向にあるヴィクトル・リンデロフのCBペアは、ハイボールの競り合いやクロスを得意としているからだ。
ドイツの攻撃陣でキーになりそうなのが、メキシコ戦で本来のプレーが見せられなかったエジルに代わってトップ下を務める可能性が高いマルコ・ロイス。
度重なる怪我で長期離脱を繰り返し、前回のブラジル大会とEURO2016を棒に振った“ガラスのエース”は、単独での仕掛けだけでなく、コンビネーションからフィニッシュまで豊富なアイデアを持つ。ロイスが出場すれば、スウェーデンの堅守を攻略する上で重要なポイントになるだろう。
直近のW杯では、2006年大会のラウンド・オブ16で対戦しており、そのときは2ゴールを決めたルーカス・ポドルスキの活躍によってドイツが2-0で勝利している。通算36回の対戦を振り返ると、両チーム合計で4点以上入った試合は実に18試合。半数にも及んでおり、乱打戦になる可能性もありそうだ。
度重なる怪我で長期離脱を繰り返し、前回のブラジル大会とEURO2016を棒に振った“ガラスのエース”は、単独での仕掛けだけでなく、コンビネーションからフィニッシュまで豊富なアイデアを持つ。ロイスが出場すれば、スウェーデンの堅守を攻略する上で重要なポイントになるだろう。
直近のW杯では、2006年大会のラウンド・オブ16で対戦しており、そのときは2ゴールを決めたルーカス・ポドルスキの活躍によってドイツが2-0で勝利している。通算36回の対戦を振り返ると、両チーム合計で4点以上入った試合は実に18試合。半数にも及んでおり、乱打戦になる可能性もありそうだ。