ともに攻め合う好内容の激戦に!
【6月26日・ロストフ・ナ・ドヌ|グループC アイスランド 1-2 クロアチア】
立ち上がりは、すでにグループステージ突破を決めているクロアチアが主導権を握り、ボールを保持しながらアイスランド・ゴールに迫る。19分にはモドリッチのクロスがクリアされたところをコバチッチがダイレクトで叩き、惜しいシュートを放つ。
対するアイスランドは、決勝トーナメント進出のためには勝利のみが必要だが、序盤はなかなか相手陣内深くに侵入できずにいたが、20分過ぎからカウンターが機能するようになり、29分にCKでマグヌソンがヘディングシュートを放つと、次々にチャンスを創出していく。
立ち上がりは、すでにグループステージ突破を決めているクロアチアが主導権を握り、ボールを保持しながらアイスランド・ゴールに迫る。19分にはモドリッチのクロスがクリアされたところをコバチッチがダイレクトで叩き、惜しいシュートを放つ。
対するアイスランドは、決勝トーナメント進出のためには勝利のみが必要だが、序盤はなかなか相手陣内深くに侵入できずにいたが、20分過ぎからカウンターが機能するようになり、29分にCKでマグヌソンがヘディングシュートを放つと、次々にチャンスを創出していく。
31分にはG・シグルドソンがFKを直接狙い、3分後にはCKからグンナールソンが頭で落としたところを、序盤に相手選手に肘打ちを食らったビャナルソンが立て続けにシュート、さらに40分にはフィンボガソンがボール奪取からG・シグルドソンとのパス交換を経て決定的な一撃を放ったが、わずかに枠を外れた。
シンプルだが効果的な速攻を繰り出すアイスランドは、45分にもCKでこぼれ球をビャナルソンが詰め、アディショナルタイムにはグンナールソンが強烈なダイレクトシュートを放ったが、いずれもGKカリニッチが好守で阻んだ。
後半も立ち上がりからアイスランドがペースを握るが、最初の決定機はクロアチア。52分、バデリの強烈なミドルがクロスバーを叩く。そして53分、ピバリッチが左サイドからペナルティーエリアに侵入して入れたクロスを、走り込んだバデリがうまく合わせて、クロアチアが先制ゴールを奪った。
リードを奪われたアイスランドは3分後、得意のロングスローからのプレーでインガソンがヘッド。これはカリニッチに弾き出され、直後のCKで再びインガソンがフリーでヘディングシュートを放つも、これはクロスバーにはね返される。
以降は再びクロアチアがボールを長く保持するが、アイスランドの縦に速いカウンターの効果は落ちることなく、73分にはフィンボガソンが右サイドを抜け出し、ファーサイドのビャルナソンに決定的な横パスを通すが、決定的なシュートはしっかりミートせず、この絶好機を逃す。
しかし75分、G・シグルドソンがクロスを入れると、ロブレンの手に当たってPK判定。これを自らが力強く決めて、ついに試合を振り出しに戻した。
勢いづき、再三相手ゴールに迫っていくアイスランドに対し、クロアチアはラキティッチを投入して勝点3を獲る意思を示す。そして互いに一進一退の攻防を繰り広げるなか、終了間際の88分、エリア内で抜け出したペリシッチが確実にシュートを決め、激闘に終止符を打った。
クロアチアは勝点1を積み上げて首位通過。一方、アイスランドは勝てば2位浮上となるところだったが、健闘虚しく、初のW杯は3試合で終了することとなった。クロアチアは決勝トーナメント1回戦で、デンマークと対戦する。