攻撃のラスト30メートルは「個」の力。
積極的に主導権を握ろうとするのが「アクション型」で、堅守からの速攻をメインとするチームを「リアクション型」とするなら、コロンビアは状況に応じてそれらを使い分ける「ハイブリッド型」。つまり、対戦相手に応じて、臨機応変な戦い方ができるのが特徴だ。
同格や格下に対しては積極的にボールを支配して主導権を握ろうとする一方、強豪国と戦う場合には、ポゼッションにこだわらずに受けに回る現実的な戦い方を選ぶ。
同格や格下に対しては積極的にボールを支配して主導権を握ろうとする一方、強豪国と戦う場合には、ポゼッションにこだわらずに受けに回る現実的な戦い方を選ぶ。
いずれにしても、チーム全体で攻守のバランスを確保しつつ、ハメス・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオ、ファン・ギジェルモ・クアドラードという攻撃陣の個のクオリティーを活かして最後の30メートルを攻略しようというのが、基本的なアプローチとなる。
日本としては、爆発的なロングスプリント力を誇るクアドラードや、1本のパスで局面を打開できるハメスが起点となったカウンターなどに気を付けたいところだ。
では、続いて攻撃と守備のメカニズムを見ていこう。
日本としては、爆発的なロングスプリント力を誇るクアドラードや、1本のパスで局面を打開できるハメスが起点となったカウンターなどに気を付けたいところだ。
では、続いて攻撃と守備のメカニズムを見ていこう。