代表エースのジョークにはシビアな反応が…。
初の夢舞台で躍動する代表戦士たちのプレーぶりは、いまや国民的な関心事となっているようだ。
現地6月16日、史上初のW杯に臨んでいるアイスランドは、優勝候補のアルゼンチンと対戦し、望外の奮闘を見せた。
戦前は、世界屈指のストライカーであるリオネル・メッシを擁するアルゼンチンが圧倒的有利と見られていたが、アイスランドは堅守と鋭いカウンターで互角の戦いを演じる。
1-1で迎えた63分にはPKを献上する絶体絶命のピンチを迎えたものの、守護神ハンネス・ハルドールソンが、メッシのキックを見事にセーブ! そんな活躍もあって北欧の小国はW杯史上初の勝点を獲得した。
現地6月16日、史上初のW杯に臨んでいるアイスランドは、優勝候補のアルゼンチンと対戦し、望外の奮闘を見せた。
戦前は、世界屈指のストライカーであるリオネル・メッシを擁するアルゼンチンが圧倒的有利と見られていたが、アイスランドは堅守と鋭いカウンターで互角の戦いを演じる。
1-1で迎えた63分にはPKを献上する絶体絶命のピンチを迎えたものの、守護神ハンネス・ハルドールソンが、メッシのキックを見事にセーブ! そんな活躍もあって北欧の小国はW杯史上初の勝点を獲得した。
一丸となって歴史的な勝点を手にしたアイスランド。そんな代表戦士たちの魂のこもった戦いぶりは、国民の心を打ったようだ。6月19日にツイッターを更新した同国のサッカー協会は「なんてこった」と驚きながら次のようにつぶやいている。
「アイスランド国民全体の99.6%が、テレビでワールドカップのアルゼンチン対アイスランドの試合を観戦していた。驚きの数字だ!」
人口35万人の小国とはいえ、この数字は驚愕だ。これにはロシアにいる選手たちも反応。アルゼンチン戦で値千金の同点ゴールを挙げたアルフレッド・フィンボガソンは、協会のツイートを画像で引用しながら「残りの0.4パーセントは、ピッチの上にいたんだよ!」とつぶやいた。
これは代表ストライカーの粋なツイートだったが、あまりに正確性を欠いたためか、ファンからは「じゃあ1200人もピッチにいたのか?」「いやいや、ありえないでしょ」とシビアな反応が相次いだ。
とはいえ、いまや国民の期待を一心に背負うアイスランド代表。6月22日に行なわれるナイジェリア戦でW杯初勝利を手にすれば、グループリーグ突破も見えてくるか。