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「『大丈夫』なんて言ってない」CL決勝で涙の負傷交代を強いられたサラーがS・ラモスの言い訳に怒り?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月10日

W杯出場は叶うのか? 本人の見解は?

S・ラモスとの交錯で重傷を負ってしまったサラー。W杯を前にスペイン紙の取材で当時のことを振り返った。 (C) Getty Images

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 先月26日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ決勝、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスとリバプールのモハメド・サラーの接触プレーは、試合の行方を大きく左右する出来事として人々の記憶に深く刻まれることとなった。そしてそれは、おそらく当事者たちにとっても同じだろう。

 その“事故”が起きたのは、リバプールが攻勢を強めていた25分だった。

 ドリブル突破を仕掛けてきたサラーを食い止めようとしたS・ラモスが、相手の腕を巻き込んだ“脇固め”のような形で交錯。これによってエジプト代表FWは左肩靭帯を損傷し、涙の負傷交代を余儀なくされていた。

 結局、このサラーの離脱が響きリバプールが1-3で敗れたことで、二人の接触プレーは、試合後も様々な議論を呼び、とりわけ“加害者”となってしまったS・ラモスに対しては、痛烈なバッシングが飛ぶようになっていた。
 
 決勝後に地元メディアの前で、「あのプレーはそもそも、彼が俺の腕をつかんできたわけだし、俺は反対側に落ちていた」と釈明していたS・ラモスに対して、サラーは公の場で口を開くことはなかったが、ついに6月9日、スペイン紙『Marca』のインタビューで当時を振り返った。

「問題のシーンは、普通に起こりえるものか?」と問われたサラーは、「分からない。きっとそうなんじゃないかな」とお茶を濁したものの、「許しは得ている」とも語ったS・ラモスについては皮肉を交えつつ、心境をぶちまけた。

「僕を泣かせた人間が、その後に笑わせてくれるなんて本当に面白いよね。おそらく、彼は僕が『ワールドカップにも出場できる』と、簡単に口にしてしまえるんだろう。たしかに彼からは連絡があったよ。でも僕は、彼に対して『大丈夫。良い状態だし、問題ないよ』とは言っていない」

 CL決勝での負傷退場を「人生で最悪の瞬間だった」と振り返ったサラーはいま、ロシアW杯出場に向けてコンディション調整の真っ只中にある。そして肩の状態について、「だいぶ良くなってきている」と明かすと、悲願の世界大会出場へ向けて力強く意気込みを語った。

「出場できるかは、試合の日が近づいて、自分がどんな感触を得たかによるだろう。でも、僕自身はウルグアイ戦に出場するつもりでいる」

 28年ぶりのW杯出場となるエジプトは、初戦でグループ最大のライバルであるウルグアイと対戦する。はたしてサラーは、運命の開幕戦に間に合うのだろうか。
 
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