日本文化も愛する名伯楽の動向は…。
世界的知将となったフランス人指揮官が、22年ぶりに日本へ戻ってくる可能性が浮上している。5月26日、英紙『Daily Mail』が、今シーズンいっぱいでアーセナルを退任したアーセン・ヴェンゲルが日本への復帰を視野に入れていることを報じた。
1996年10月から指揮を執ったアーセナルでは、約22年に渡る長期政権を築き上げ、自身の名を世界に知らしめたヴェンゲル。しかし、ここ数シーズンの不振によって、今年4月に退任することを発表。その後は、去就が注目を集めていた。
監督業の続行を望んでいる68歳のヴェンゲルは、「思っていた以上にオファーが来ている」と明かし、自身の新任地を熟慮したうえで決定することを明言しているが、『Daily Mail』によれば、その候補の中にJリーグのクラブが入っており、「今後、日本から正式なオファーがあれば、真剣に考えるようだ」という。
1996年10月から指揮を執ったアーセナルでは、約22年に渡る長期政権を築き上げ、自身の名を世界に知らしめたヴェンゲル。しかし、ここ数シーズンの不振によって、今年4月に退任することを発表。その後は、去就が注目を集めていた。
監督業の続行を望んでいる68歳のヴェンゲルは、「思っていた以上にオファーが来ている」と明かし、自身の新任地を熟慮したうえで決定することを明言しているが、『Daily Mail』によれば、その候補の中にJリーグのクラブが入っており、「今後、日本から正式なオファーがあれば、真剣に考えるようだ」という。
ヴェンゲルは1995年から96年9月まで名古屋グランパスを指揮。クラブにとって初のタイトルである天皇杯、そしてゼロックス・スーパーカップでチームを優勝に導いている。
同紙は当時のヴェンゲルについて、「この時のフランス人指揮官は日本の文化を愛し、言語も学んでいた。欧州への復帰を促すためには、アーセナルのデイビッド・デイン副会長(当時)による必死の説得が必要だった」とまとめている。
日本をこよなく愛する名伯楽は、アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸加入やフェルナンド・トーレスのサガン鳥栖移籍の噂など、何かと世界的な注目の集めている日本サッカー界への電撃復帰を果たすのだろうか。25年周年を迎えたJリーグは今、かつてないほどの注目を集めている。