「バイエルンの連携を分裂させた」“ポリバレント”に活躍した長谷部誠を独紙が絶賛!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月20日

守備的MFとCBでプレーした長谷部。

試合には出場しなかった鎌田大地(右)とともに優勝の喜びを分かち合った長谷部(左)。ドイツにきてから2度目のタイトルを獲得した。 (C) REUTERS/AFLO

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 現地時間5月19日に行なわれたDFBカップ決勝で、バイエルンを下したフランクフルトは1988年以来となる5回目の栄冠を勝ち取った。

 今シーズンのブンデスリーガ覇者でもあるバイエルンに対してフランクフルトは、立ち上がりから積極的に前へ出ると、11分にアンテ・レビッチのゴールで先制する。

 その後、バイエルンに圧倒的なポゼッションを許し、53分にロベルト・レバンドフスキの同点ゴールを許したフランクフルトだったが、82分にレビッチが再びネットを揺らして勝ち越し。後半アディショナルタイムにもミヤト・ガチノビッチがダメ押しゴールを奪って快哉を叫んだ。

 フランクフルトに30年ぶりの栄冠をもたらす立役者の一人となったのが、日本代表MFの長谷部誠だ。試合開始直後から中盤の底でチームの舵取り役を担い、バイエルンの反撃を最低限にとどめた。

 2008年1月に浦和レッズからドイツに渡って10年。2008-09シーズンにヴォルフスブルクでブンデスリーガを制して以来、ドイツの地で自身2度目のタイトルを手にした長谷部を地元メディアも絶賛している。
 

 地元紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』は、マッチレポート内で長谷部の献身性を高く評価した。

「バイエルンに対するスピード不足を補うにはどうすればいいのか。その問題を解決する模範的なプレーと高いインテリジェンス性を示した。相手の機械のようなコンビネーションを分断する楔ともなった」

 また、試合中にはCBとしてもプレーし、その“ポリバレント”性をいかんなく発揮した長谷部。ドイツ全国紙『BILD』は、「驚異的なパフォーマンスだった。CBとしてだけでなく守備的MFでも見事なプレーぶりを見せた」と高評を綴った。

 ブンデスリーガ6連覇中の絶対王者バイエルンを撃破し、念願のタイトルを手にした長谷部は、30日のガーナ戦に向けて21日から始まる代表合宿へ、身心ともに最高の状態で臨めそうだ。
 
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