香川が約3か月ぶりの戦列復帰! ドルトムントは敗戦も首の皮一枚で来季CL出場権を守る

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月13日

香川投入効果は虚しくも……。

2月のハンブルク戦以来の出場を果たした香川。しかし、攻撃にアクセントはつけることができなかった。 (C) Getty Images

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 5月12日にブンデスリーガ最終節の試合が行なわれ、3位ドルトムントは、5位ホッフェンハイムのホームに乗り込んで対戦した。

 度重なる怪我から先週火曜日に復帰し、復帰が期待された香川真司だったが、先発メンバーからは外れてベンチから戦況を見守った。

 序盤から互いにチャンスを作った試合は、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を確定させたいドルトムントが自陣内でのミスから失点する。

 26分、ドルトムントのGKロマン・ビュルキが味方からのバックパスの処理を謝り、さらに焦ってパスミス。これをさらったホッフェンハイムのアンドレイ・クラマリッチが冷静にゴールへと流し込んだ。

 その後、試合は1-0のまま折り返すと、後半は反撃に出たいドルトムントの勢いを逆手に取るようにホッフェンハイムが攻め込む展開が続いた。
 

 相手のペースにハマって苦しい時間帯が続いたドルトムントだったが、エースを起点に同点ゴールを奪う。

 58分、左サイドでマルコ・ロイスからのパスを受けたラファエウ・ゲレイロがボックス内に侵入してグラウンダーのクロスボールを供給。ゴール前に走り込んでいたロイスが絶妙なコントロールから落ち着いてシュートを沈めた。

 振り出しに戻したドルトムントだったが、この日は拙守が足枷となる。そして同点ゴールから、わずか5分後にホッフェンハイムに勝ち越しを許す。

 ホッフェンハイムは細かいパスワークでドルトムント守備陣を翻弄すると、最後はバイタルエリアでボールを持ったクラマリッチがゴール前へスルーパス。反応したアダム・サライがチップシュートでネットを揺らした。

 俄然勢いの増したホッフェンハイムは、さらにセットプレーから貴重な追加点を奪取する。73分、左CKからゴール前で混戦となったところをパベル・カデジャーベクが押し込んだのだ。

 3失点目を喫したドルトムントは、ホッフェンハイムに得失点差で順位を入れ替われ、CL圏内ギリギリの4位に。すると、74分にアンドレ・シュールレを下げて香川真司を投入して反撃への動きを見せる。

 2月10日のハンブルク戦(ブンデス22節)以来となる出場となった香川は、トップ下に近い位置にプレー。しかし、ホッフェンハイムの守備ブロックを崩す効果的な楔のパスを引き出すことができずに時間だけが過ぎていった。

 香川の投入効果も虚しく決定機を創出できなかったドルトムント。目立った場面といえば、94分に今シーズン限りでの現役引退を発表しているロマン・ヴァイデンフェラーをピッチに送り出したぐらい……。結局、最後まで為す術なく、1-3で敗戦した。

 それでもドルトムントは、ホッフェンハイムにこそ順位を入れ替われたが、他会場の5位レバークーゼンが3-2で終わったため、得失点3差で何とか4位の座をキープ。まさに首の皮一枚のところで来シーズンのCL出場権を何とか守った。
 
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