イカルディはユーベ相手に10戦7発。
セリエA第35節
ユベントス対インテル
4月28日(土)20:45(日本時間27:45)キックオフ/ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
インテル
前節までの成績:5位 勝点66 18勝12分け4敗 56得点・23失点
ユベントス
前節までの成績:1位 勝点85 27勝4分け3敗 78得点・20失点
[注目ポイント]
●スクデットの行方を占う大一番
●ディバラは輝けるのか(ユベントス)
●キエッリーニの不在をカバーできるか(ユベントス)
●イカルディはキラーぶりを発揮する?(インテル)
ユベントス対インテル
4月28日(土)20:45(日本時間27:45)キックオフ/ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
インテル
前節までの成績:5位 勝点66 18勝12分け4敗 56得点・23失点
ユベントス
前節までの成績:1位 勝点85 27勝4分け3敗 78得点・20失点
[注目ポイント]
●スクデットの行方を占う大一番
●ディバラは輝けるのか(ユベントス)
●キエッリーニの不在をカバーできるか(ユベントス)
●イカルディはキラーぶりを発揮する?(インテル)
王者ユベントスにとって、7連覇への最大の難関と言っても過言ではない。
前節、2位ナポリとの天王山に0-1で敗れ、勝点差はわずか1ポイントとなった。敗戦はもちろんドローでも、首位の座を明け渡す可能性がある。残り3節での2位転落は、すなわちスクデットへの黄信号を意味している。
このプレッシャーがかかる状況で迎えるのが、敵地でのイタリア・ダービーだ。インテルもチャンピオンズ・リーグ出場権(4位以内)を目指し、3位タイのローマとラツィオを勝点1差で猛追しており、モチベーションはすこぶる高い。
今シーズン最初の対戦(16節)はスコアレスドローで、昨シーズンはともに1点差でホームゲームを制し、1勝1敗。ロースコアの白熱した展開となりそうだ。
ユーベの鍵を握るのはやはり、パウロ・ディバラだ。ここまでチーム最多の21ゴールを挙げているものの、調子の波が激しく、いわゆる“消える”試合も少なくない。
事実、27節から31節までは6試合で7ゴールと絶好調だったにもかかわらず、その後の3試合は沈黙。とりわけ、そのナポリ戦は精彩を欠き、ハーフタイムに屈辱の交代を告げられている。
「大一番では結果を残せない」と批判を浴びる主砲ゴンサロ・イグアインとともに、この10番が輝かなければ、勝点3を持ち帰るのは難しくなるだろう。
不安を抱えているのが、リーグ最少失点(20点)の守備陣だ。最終ラインの要であるジョルジュ・キエッリーニがナポリ戦で故障し、今シーズン絶望となってしまったからだ。アンドレア・バルザーニ、ダニエレ・ルガーニ、そしてベネディクト・ヘーベデスのうちの誰かが代役を務めることになるが、右SBのマッティア・デ・シリオも怪我で欠場する見込みで、やり繰りに頭を悩ませそうだ。
対するインテルも、ユーベのイグアイン&ディバラと同じく、アルゼンチン代表FWの出来が勝敗を左右するだろう。そう、マウロ・イカルディだ。
ここまでキャリアハイの26ゴールを叩き出し、これはチーム総得点(56)の約46パーセントを占める。イカルディがネットを揺らした試合は、12勝2分け1敗と勝率も抜群だ。
そのうえ、サンプドリア時代も含め、ユーベ戦では10試合で7ゴール。文字通りのキラーぶりを発揮している。
ミラン・シュクリニアルとミランダのCBコンビを中心に、失点がリーグ2位タイ(23点)と守備は安定しているだけに、キエッリーニのいないユーベのDFラインの隙を突いて、ゴールを奪えるかどうかがポイントとなる。
前節、2位ナポリとの天王山に0-1で敗れ、勝点差はわずか1ポイントとなった。敗戦はもちろんドローでも、首位の座を明け渡す可能性がある。残り3節での2位転落は、すなわちスクデットへの黄信号を意味している。
このプレッシャーがかかる状況で迎えるのが、敵地でのイタリア・ダービーだ。インテルもチャンピオンズ・リーグ出場権(4位以内)を目指し、3位タイのローマとラツィオを勝点1差で猛追しており、モチベーションはすこぶる高い。
今シーズン最初の対戦(16節)はスコアレスドローで、昨シーズンはともに1点差でホームゲームを制し、1勝1敗。ロースコアの白熱した展開となりそうだ。
ユーベの鍵を握るのはやはり、パウロ・ディバラだ。ここまでチーム最多の21ゴールを挙げているものの、調子の波が激しく、いわゆる“消える”試合も少なくない。
事実、27節から31節までは6試合で7ゴールと絶好調だったにもかかわらず、その後の3試合は沈黙。とりわけ、そのナポリ戦は精彩を欠き、ハーフタイムに屈辱の交代を告げられている。
「大一番では結果を残せない」と批判を浴びる主砲ゴンサロ・イグアインとともに、この10番が輝かなければ、勝点3を持ち帰るのは難しくなるだろう。
不安を抱えているのが、リーグ最少失点(20点)の守備陣だ。最終ラインの要であるジョルジュ・キエッリーニがナポリ戦で故障し、今シーズン絶望となってしまったからだ。アンドレア・バルザーニ、ダニエレ・ルガーニ、そしてベネディクト・ヘーベデスのうちの誰かが代役を務めることになるが、右SBのマッティア・デ・シリオも怪我で欠場する見込みで、やり繰りに頭を悩ませそうだ。
対するインテルも、ユーベのイグアイン&ディバラと同じく、アルゼンチン代表FWの出来が勝敗を左右するだろう。そう、マウロ・イカルディだ。
ここまでキャリアハイの26ゴールを叩き出し、これはチーム総得点(56)の約46パーセントを占める。イカルディがネットを揺らした試合は、12勝2分け1敗と勝率も抜群だ。
そのうえ、サンプドリア時代も含め、ユーベ戦では10試合で7ゴール。文字通りのキラーぶりを発揮している。
ミラン・シュクリニアルとミランダのCBコンビを中心に、失点がリーグ2位タイ(23点)と守備は安定しているだけに、キエッリーニのいないユーベのDFラインの隙を突いて、ゴールを奪えるかどうかがポイントとなる。