興梠慎三がオリヴェイラ監督らしさを感じたのは“あの”長さ「やっぱり、気持ちが…」

カテゴリ:Jリーグ

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2018年04月26日

「みんなを奮い立たせるのも懐かしさを感じた」

オリヴェイラ監督の初陣は黒星に終わった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ10節]柏1-0浦和/4月25日/三協F柏
 
 2007年から09年に鹿島をリーグ3連覇に導いたオズワルド・オリヴェイラ監督。新たに指揮を執る浦和での初陣は黒星に終わった。
 
 新体制での始動から3日しか経たないうちに初戦を迎えたこともあり、攻撃が機能していたとは言い難い。ほとんどの時間帯で柏に主導権を握られたが、劣勢を西川周作の好セーブなどで耐えていた。
 
 しかし、72分に決勝ゴールを許した。左サイドからのクロスを柏の江坂任がヘッドで折り返し、これを中川寛斗が拾って右足でゴールネットを揺らしたのだ。横に揺さぶられ、隙を与えてしまった失点だった。
 その後の反撃もままならず、当然ながら戦術面における新監督のカラーはまだ見られなかった。だが、オリヴェイラ監督らしさがあったと興梠慎三は振り返る。
 
「(試合前のミーティングが)長かったな、というのがオリヴェイラっぽい。やっぱり気持ちが入るので、みんなを奮い立たせるのも懐かしさを感じた」
 
 オリヴェイラ監督が鹿島を率いた07年から11年、興梠は主力として活躍していた。新監督の特性を認識しており、試合に向けたミーティングの長さやその内容は当時と変わらなかったようだ。

 数多くのタイトルを獲得した実績ある指揮官は、鹿島でリーグ3連覇を達成した当時からモチベーターとしての手腕に定評があった。敗れはしたものの、その変わらぬ指導力に期待はかかるだろう。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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