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【現地発】今季100点以上を叩き出した最強のトリオ「FAB3」にリバプールの欧州制覇は託された!?

カテゴリ:メガクラブ

山中忍

2018年04月24日

あの名バンドに続く!? 新手のヒットメーカー「FAB3」

マネ(左)、フィルミーノ(中央)、サラー(右)からなるリバプールが輩出した新たな“ヒットメーカー”は、プレミアリーグのみならず、欧州をも席巻している。 (C) Getty Images

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 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ。言わずと知れたビートルズの四人衆だ。彼ら「FAB4(※素晴らしいを意味するFabulousと4人を合わせた造語)」を音楽界に送り出したイングランドで、今注目を浴びる新手の“ヒットメーカー”が「FAB3」である。

 というのはサッカー界での話。国内外でゴールを量産する、モー(モハメド・サラー)、ロベルト(・フィルミーノ)、サディオ(・マネ)のリバプールの3トップだ。

 飛ぶ鳥を落とす勢いでラッシュを続けるトリオは、4月22日にPFA(イングランド・サッカー選手協会)年間最優秀選手賞に輝いたばかりのサラーの31ゴールを筆頭に、今シーズンのプレミアリーグで合わせて56得点(35節終了時点)をマーク。リーグ戦の得点数がこの3人の合計に満たないチームは、実に14チームを数える。

 得点数だけでなく、アシスト数も堂々の計25。その“ゴール創造力”は、不朽のクリエイティビティを発揮した地元マージーサイド出身の名バンドにちなんだ俗称を頂戴するに価する。

 国内の各カップ戦とチャンピオンズ・リーグ(CL)を含めれば、合わせて81ゴール・31アシストと、「FAB3」は優に100を超える得点を今シーズンのリバプールにもたらしているのだ。

 このクラブにおいて多産な「三人衆」といえば、リバプールが1990年以来のリーグ優勝に迫った2013-14シーズンに計65ゴールを記録したルイス・スアレス、スティーブン・ジェラード、ダニエル・スターリッジの3人を思い出す。

 しかし、トリオとしての機能は今シーズンの3人の方が上だろう。

 4年前の攻撃力は、ジェラードの洗練されたパスとスアレスの決定力という、個人能力に依存する部分が大きかった。その点、今のトリオは、サラーとフィルミーノ、さらにサラーとマネの両コンビが、今シーズンのプレミアリーグにおけるアシスト数が2人ともトップ3にランクインしているように、互いの力を引き出しながら、「1+1」の答えを「2」にも「3」にも引き上げている。

 その持ち味は三者三様。多彩な攻撃性は、他チームを圧倒する。

 左サイドのマネは抜群のスピードを武器に、直線的に相手ゴールに向かい、逆サイドのサラーはテクニカルなドリブルでインサイドに切り込みながら得点機を窺う。

 そして、中央のフィルミーノは、本能的なマネと直感的なサラーの間で、頭脳的かつ献身的に働く。彼の果敢なプレッシングが可能にしたショートカウンター時の「関節アシスト」を加味すれば、チームのアシスト王はフィルミーノだと言っても過言ではない。
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