「あのハセベがまさかの…」日本代表主将、長谷部誠が独メディアも驚く愚行で一発退場!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月22日

PKを与えた相手にエルボーをお見舞いして

ゲーム序盤からこのゼルケと丁々発止のマッチアップを繰り広げていた長谷部。エルボーは紛れもない蛮行ながら、あのPKのジャッジは妥当だったのか否か。(C)Getty Images

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 アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF、長谷部誠がらしくないラフプレーで一発レッドを食らった。2017-18シーズンのブンデスリーガは残り3試合。おそらくはそのすべてを出場停止で欠場することになりそうだ。
 
 現地時間4月21日のブンデスリーガ31節、フランクフルトは本拠地にヘルタ・ベルリンを迎えた。いつも通り3-1-4-2システムのリベロでスタメン出場を飾った長谷部は、0-2とリードされた79分に退場処分を受けてしまう。相手FWのデイビー・ゼルケとの競り合いでもつれ合った際、故意か不可抗力か、肘打ちをお見舞いしてしまったのだ。試合は0-3の完敗に終わった。
 
 言い逃れのできない愚行ながら、これには伏線があった。
 
 立ち上がりからから激しいマッチアップを繰り広げていた両雄は、ゲームの分岐点となる55分のシーンでも対峙。パスに抜け出したゼルケを長谷部が追い、エリア内で切り返したところでゼルケが転倒する。主審はすぐさま笛を吹いてPKスポットを指さしたが、長谷部にファウルがあったのかどうか(手が掛かっていたのかどうか)はかなり微妙な状況で、ジャッジはVARに委ねられたのだ。結果、判定は覆らずPKは与えられ、ヘルタが先制に成功した。執拗に反論した長谷部だったが受け入れられず、イライラを募らせていたのかもしれない。

 
 ブンデスリーガ260試合に出場してきた長谷部が退場処分を受けたのは、今回が3度目だ。前回はヴォルフスブルク時代の2013年5月だから、およそ5年ぶりとなる。ピッチ内外で模範的な振る舞いが称えらえるだけに、ドイツ・メディアもやや驚きをもって伝えている。
 
 フランクフルトの地元紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』は「あのハセベがまさかの行為に及び、10人となったフランクフルトの敗北は決定的となった。ハセベのシーズンは少し早めに終わりを告げるだろう」と報じ、全国スポーツ紙『Bild』は「ヘルタがフランクフルトを叩きのめし、ハセベはゼルケを叩きのめした」と銘打つ。さらにサッカー専門誌『Kicker』は「ダーティーなエルボーで疑いようのないレッドカード」と断じ、同じく全国紙『DW』は「日本人による思いもよらないプレーだ。フランクフルトにとってハセベの出場停止は非常に手痛い」と綴っている。
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