フェネルバフチェのサポーター7人が拘束される。
4月19日に行なわれたトルコ・カップ準決勝第2レグ、フェネルバフチェ対ベジクタシュの一戦で、スタンドからの投棄物がベジクタシュの名将シェノール・ギュネシュ監督の頭部に直撃するという事件が起きた。
ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベジクタシュの名門3チームによるイスタンブール・ダービーは、世界でも有数の熱狂的なダービーとして知られている。この日も武装した警官がピッチを囲む物々しい雰囲気の中で開催された。
ピッチ上でも、キックオフ直後から激しい戦いが繰り広げられ、30分には、元レアル・マドリーのDFペペが、危険なタックルでレッドカードを受け、アウェーのベジクタシュはひとり少ない状況になった。
このペペのプレーに怒ったホームのサポーターはますますヒートアップ。なにかが起こりそうな気配は、十分漂っていた。
そして58分、事件は起きてしまう。この日、ベンチメンバーだったベジクタシュのキャプテンであるGKのトルガ・ゼンギンが、ベンチ後ろのスタンドに陣取るフェネルバフチェのサポーターに向かって、少し落ち着くように諭す。
ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベジクタシュの名門3チームによるイスタンブール・ダービーは、世界でも有数の熱狂的なダービーとして知られている。この日も武装した警官がピッチを囲む物々しい雰囲気の中で開催された。
ピッチ上でも、キックオフ直後から激しい戦いが繰り広げられ、30分には、元レアル・マドリーのDFペペが、危険なタックルでレッドカードを受け、アウェーのベジクタシュはひとり少ない状況になった。
このペペのプレーに怒ったホームのサポーターはますますヒートアップ。なにかが起こりそうな気配は、十分漂っていた。
そして58分、事件は起きてしまう。この日、ベンチメンバーだったベジクタシュのキャプテンであるGKのトルガ・ゼンギンが、ベンチ後ろのスタンドに陣取るフェネルバフチェのサポーターに向かって、少し落ち着くように諭す。
するとトルガは、心無い敵サポーターから亡くなった母親のことを罵倒され、口論に発展。そして、トルガ目掛けてスタンドから投げ込まれた物が、あろうことかギュネシュ監督の頭部に直撃してしまったのだ。
ギュネシュは頭を抱えながら苦悶の表情を浮かべ、ピッチに倒れこんだ。スタジアムは騒然となり、事態の鎮静化を図るべく、武装した警官がピッチやスタンドに突入。結局この試合は没収試合となった。
その後も、選手入場口で両チームのスタッフや選手が、いざこざを起こし、なかには顔が血まみれになったスタッフもいたという。
4年間のトルコ代表時代を含め、監督業を30年続ける名将は、ドレッシングルームで頭部を5針縫い、そのまま病院に搬送されたが大事には至らなかった。
トルコ紙『STAR』によると、この事件に関連して、フェネルバフチェのサポーター7人が拘束され、フェネルバフチェはホームスタジアム使用禁止の処分が下るのではないかと言われている。なんとも後味の悪いダービーマッチとなってしまった。
ギュネシュは頭を抱えながら苦悶の表情を浮かべ、ピッチに倒れこんだ。スタジアムは騒然となり、事態の鎮静化を図るべく、武装した警官がピッチやスタンドに突入。結局この試合は没収試合となった。
その後も、選手入場口で両チームのスタッフや選手が、いざこざを起こし、なかには顔が血まみれになったスタッフもいたという。
4年間のトルコ代表時代を含め、監督業を30年続ける名将は、ドレッシングルームで頭部を5針縫い、そのまま病院に搬送されたが大事には至らなかった。
トルコ紙『STAR』によると、この事件に関連して、フェネルバフチェのサポーター7人が拘束され、フェネルバフチェはホームスタジアム使用禁止の処分が下るのではないかと言われている。なんとも後味の悪いダービーマッチとなってしまった。