リーガ通算100ゴール目のメモリアル弾に
4月9日、今シーズン限りでのアトレティコ・マドリー退団を正式表明したフェルナンド・トーレス。サポーターにこよなく愛された永遠のアイドルが、本拠地ワンダ・メトロポリターノで鮮やかなゴラッソを決め、ファンを熱狂させた。
日曜日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ32節のレバンテ戦だ。アトレティコが2-0とリードしていた58分、ボウズ頭にイメチェンしたアントワーヌ・グリエーズマンに代わってピッチに登場。退団表明後初のホームゲームとあって、大歓声で迎えられた。
ファインゴールが生まれたのは77分。右サイドを打破したアンヘル・コレアがピンポイントのライナー性のクロスを中央へ送ると、鋭く反応したF・トーレスが鮮やかなダイレクトボレーで応え、ゴールに突き刺したのだ。いかにも“らしい”美弾にスタジアムは熱狂のるつぼと化し、盛大なスタンディングオベーションで祝福。チームメイトも次から次へと歩み寄り、偉大なるストライカーにリスペクトを示した。
日曜日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ32節のレバンテ戦だ。アトレティコが2-0とリードしていた58分、ボウズ頭にイメチェンしたアントワーヌ・グリエーズマンに代わってピッチに登場。退団表明後初のホームゲームとあって、大歓声で迎えられた。
ファインゴールが生まれたのは77分。右サイドを打破したアンヘル・コレアがピンポイントのライナー性のクロスを中央へ送ると、鋭く反応したF・トーレスが鮮やかなダイレクトボレーで応え、ゴールに突き刺したのだ。いかにも“らしい”美弾にスタジアムは熱狂のるつぼと化し、盛大なスタンディングオベーションで祝福。チームメイトも次から次へと歩み寄り、偉大なるストライカーにリスペクトを示した。
F・トーレスにとってはこれが記念すべきリーガ通算100ゴール目。スペイン全国紙『Marca』は「実に感動的な光景に、ワンダ・メトロポリターノは万雷の拍手に包まれた」と報じ、同じく全国紙『Mundo Deportivo』は「誰もが期待していたものをきっちり提供した。さすがは千両役者だ」と称えた。選手本人は「これからシーズンが終わるまで、僕のとってはすべての試合がパーティーのようなものだ。今日はゴールを決められて最高だったね」と喜びを口にしている。
11歳でその門を叩き、プロとしては合計で10シーズンを過ごしたアトレティコとの別れが近づく。ヨーロッパリーグはベスト4(アーセナルが相手)に進出しており、リーガではまだ6試合も残されている。はたして“エル・ニーニョ(神の子)”はどんなエピローグをファンに披露するのか。生粋のエンターテナーが本領を発揮するのは、まさにこれからだ。
11歳でその門を叩き、プロとしては合計で10シーズンを過ごしたアトレティコとの別れが近づく。ヨーロッパリーグはベスト4(アーセナルが相手)に進出しており、リーガではまだ6試合も残されている。はたして“エル・ニーニョ(神の子)”はどんなエピローグをファンに披露するのか。生粋のエンターテナーが本領を発揮するのは、まさにこれからだ。