「我々は準決勝進出に値した」
際どいPKの判定について、意見が分かれるのは当然だ。だが、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝で「ユベントスから勝利を盗んだ」と言われることに我慢ならないようだ。
敵地での第1レグで3-0と快勝したマドリーは、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでは逆に3失点を喫し、2試合のトータルスコアで同点とされた。だが、終了間際にPKを獲得。これをクリスチアーノ・ロナウドが決め、冷や汗をかきながらも準決勝に駒を進めていた。
ジャンルイジ・ブッフォンがPKの判定に抗議して退場となり、試合後もマイケル・オリバー主審を非難するなど、ユーベ陣営はPKの判定に怒りを露にした。イタリア紙『Corriere dello Sport』や、バルセロナ寄りのスペイン紙『Sport』などは、試合翌日の一面で「マドリーが勝利を盗んだ」と伝えている。
敵地での第1レグで3-0と快勝したマドリーは、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでは逆に3失点を喫し、2試合のトータルスコアで同点とされた。だが、終了間際にPKを獲得。これをクリスチアーノ・ロナウドが決め、冷や汗をかきながらも準決勝に駒を進めていた。
ジャンルイジ・ブッフォンがPKの判定に抗議して退場となり、試合後もマイケル・オリバー主審を非難するなど、ユーベ陣営はPKの判定に怒りを露にした。イタリア紙『Corriere dello Sport』や、バルセロナ寄りのスペイン紙『Sport』などは、試合翌日の一面で「マドリーが勝利を盗んだ」と伝えている。
だが『ESPN』によると、ジダン監督は4月14日の会見で「PKかどうかはそれぞれの意見がある」としつつ、「強奪などと言われたら、さすがの私も憤慨するよ」と反論した。
「我々がやっていることが、アンチ・マドリーの人たちを不快にさせるのだろうが、それは我々に変えられることじゃない。我々にできるのは、いまやっていることを続けることだけだ。このクラブの歴史はだれにも変えられない。なにを言われようが、書かれようが、マドリーは世界最高のクラブ。最高だと、妬みを生むものなんだよ」
ジダン監督は「ユベントスのほうが格段に優れていたというわけではないし、“勝利が盗まれた”という表現は正しくない。我々は良いプレーをし、2試合を通じてラウンド突破に値した」
一方で、激しい言葉で批判を続けたブッフォンについて、ジダン監督は「試合終了から少し経ってはいたが、まだ興奮が収まっていない様子だった」と理解を示しつつ、マドリーの勝利は不当ではないと繰り返した。
「彼の感情を受け入れなければいけない。だが、我々は準決勝進出に値した。私がもっとも関心あるのはそこだ」
前人未到のCL3連覇をめざすジダン監督とマドリーは、準決勝でドイツ王者のバイエルンと対戦する。
「我々がやっていることが、アンチ・マドリーの人たちを不快にさせるのだろうが、それは我々に変えられることじゃない。我々にできるのは、いまやっていることを続けることだけだ。このクラブの歴史はだれにも変えられない。なにを言われようが、書かれようが、マドリーは世界最高のクラブ。最高だと、妬みを生むものなんだよ」
ジダン監督は「ユベントスのほうが格段に優れていたというわけではないし、“勝利が盗まれた”という表現は正しくない。我々は良いプレーをし、2試合を通じてラウンド突破に値した」
一方で、激しい言葉で批判を続けたブッフォンについて、ジダン監督は「試合終了から少し経ってはいたが、まだ興奮が収まっていない様子だった」と理解を示しつつ、マドリーの勝利は不当ではないと繰り返した。
「彼の感情を受け入れなければいけない。だが、我々は準決勝進出に値した。私がもっとも関心あるのはそこだ」
前人未到のCL3連覇をめざすジダン監督とマドリーは、準決勝でドイツ王者のバイエルンと対戦する。