「総力を挙げて、結集したうえで選手を選考していきたい」
日本代表の西野朗監督が12日、JFAハウスで会見を開いた。その席で新指揮官が強調したのは、選手・スタッフ間の「結束力」や「信頼関係」だ。
西野監督は、ハリルホジッチ前監督が提唱してきた「縦に速いサッカー」や「デュエル」などの良い部分は引き継ぎつつ、「日本サッカーの歴史のなかで蓄積してきた技術力」を発揮するために「結束力」を求め、「化学反応」を起こしていくという。
「選手たちがもっと自分のプレー、パフォーマンスを素直に代表チームで出せるようにしたい。ここ1か月のコンディション等を見極めたうえで、最高の化学反応が起こるチーム、グループ、良いパフォーマンスが出せるチームにスタッフが総力を挙げて、結集したうえで選手を選考していきたい」
西野監督は、ハリルホジッチ前監督が提唱してきた「縦に速いサッカー」や「デュエル」などの良い部分は引き継ぎつつ、「日本サッカーの歴史のなかで蓄積してきた技術力」を発揮するために「結束力」を求め、「化学反応」を起こしていくという。
「選手たちがもっと自分のプレー、パフォーマンスを素直に代表チームで出せるようにしたい。ここ1か月のコンディション等を見極めたうえで、最高の化学反応が起こるチーム、グループ、良いパフォーマンスが出せるチームにスタッフが総力を挙げて、結集したうえで選手を選考していきたい」
ワールドカップ開幕までの約2か月間で、新たなチーム戦術を落とし込むのは相当にハードルが高い。であれば、個々の特長を活かし、選手同士の補完関係を構築してチームを作っていくほうが、「化学反応」が起こると踏んでいるのだろう。
ハリルホジッチ前監督は、攻守において局面での1対1に勝つことを重視していたが、西野新監督がフォーカスするのは、どちらかと言えば複数の選手が関わり合うコンビネーションだと言える。少なくとも前体制よりは、チーム全体の連動性は高まりそうだ。
ハリルホジッチ前監督は、攻守において局面での1対1に勝つことを重視していたが、西野新監督がフォーカスするのは、どちらかと言えば複数の選手が関わり合うコンビネーションだと言える。少なくとも前体制よりは、チーム全体の連動性は高まりそうだ。