過去5シーズンで4度目のベスト4。
4月10日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグがアリアンツ・アレーナで行なわれ、バイエルンがセビージャと対戦した。
4月4日にセビージャの本拠地サンチェス・ピスファンで行なわれた第1レグで、バイエルンが2-1と競り勝っていた対戦の第2ラウンドは、序盤からドイツの絶対王者が優位に立つ。8分にレバンドフスキが惜しいヘディングシュートを放てば、その6分後には攻め上がったキミッヒがミドルシュートで相手ゴールを急襲した。
一方、立ち上がりにバタつきを見せてしまったセビージャだったが、怪我から復帰した司令塔のバネガを中心にしたパスワークで、徐々に落ち着きを取り戻す。25分以降は、ややペースダウンしたバイエルンよりも攻勢を強めた。
その後、試合は、互いにウイークポイントを探り合うような時間帯が続き、局面での巧みさと激しさなど随所で興味深いシーンが見られた。しかし、37分にバイエルンのリベリが決定機を逃した以外に目立った場面はほとんどなく、前半はスコアレスで折り返した。
4月4日にセビージャの本拠地サンチェス・ピスファンで行なわれた第1レグで、バイエルンが2-1と競り勝っていた対戦の第2ラウンドは、序盤からドイツの絶対王者が優位に立つ。8分にレバンドフスキが惜しいヘディングシュートを放てば、その6分後には攻め上がったキミッヒがミドルシュートで相手ゴールを急襲した。
一方、立ち上がりにバタつきを見せてしまったセビージャだったが、怪我から復帰した司令塔のバネガを中心にしたパスワークで、徐々に落ち着きを取り戻す。25分以降は、ややペースダウンしたバイエルンよりも攻勢を強めた。
その後、試合は、互いにウイークポイントを探り合うような時間帯が続き、局面での巧みさと激しさなど随所で興味深いシーンが見られた。しかし、37分にバイエルンのリベリが決定機を逃した以外に目立った場面はほとんどなく、前半はスコアレスで折り返した。
迎えた後半は、対戦を決定付けようとするバイエルンが攻勢を強める。49分には左サイドを攻め上がったラフィーニャのクロスボールにレバンドフスキがヘディングシュートを見舞ったが、この渾身のショットも枠を捉えることはできなかった。
しかし、それでもプレースピードを前半以上に上げたバイエルンは、隙を伺うセビージャを尻目に試合を完全に掌握。とりわけ、両サイドに位置するリベリとロッベンのドリブラーコンビを巧みに使いながらの攻撃は相手の脅威となり続けた。
ギアの入ったバイエルンを前に苦戦を強いられたセビージャは、焦りも出始めてパスの精細を欠くようになる。さらに時間の経過とともに運動量もダウンし、後半アディショナルタイム3分にはコレアが一発退場。これで完全に戦意を喪失した。
サポーターの後押しを受けるバイエルンは、得点こそ奪えなかったものの、セビージャに全く隙を見せずにシャットアウト。最後までドイツの絶対王者らしい試合巧者ぶりを見せつけた。
結局、運命の第2レグはスコアレスドローで決着。合計スコア2-1としたバイエルンが、12-13シーズン以来の欧州制覇に向けて、ここ5シーズンで4度目となるCLベスト4の舞台へ勝ち上がった。