「驚いている」を繰り返したハリルホジッチ。
4月9日に発表されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の電撃解任劇は、サッカー界に衝撃を与える一大事となったが、日本サッカー協会が解任発表と同時に、元々技術委員長を務めていた西野朗氏を内部昇格という形で新監督に任命したことで、徐々に落ち着きを見せるかに思われた――。
しかし、現地4月10日にボスニア・ヘルツェゴビナのスポーツ専門メディア『SportSport』の直撃を受けたハリルホジッチ氏が、解任に「驚いている」と怒り交じりにぶちまけたことで、もうひと波乱もふた波乱も起こりそうなのである。
今回の一連の騒動について同メディアは、「ヴァハ(ハリルホジッチ氏の愛称)は、サムライたちとともにワールドカップ行きを決めた。しかし、本大会開幕の2か月前に突然の解任宣告を受けた」と説明し、そのうえでハリルホジッチ氏が、直撃取材で語った次の言葉を掲載している。
しかし、現地4月10日にボスニア・ヘルツェゴビナのスポーツ専門メディア『SportSport』の直撃を受けたハリルホジッチ氏が、解任に「驚いている」と怒り交じりにぶちまけたことで、もうひと波乱もふた波乱も起こりそうなのである。
今回の一連の騒動について同メディアは、「ヴァハ(ハリルホジッチ氏の愛称)は、サムライたちとともにワールドカップ行きを決めた。しかし、本大会開幕の2か月前に突然の解任宣告を受けた」と説明し、そのうえでハリルホジッチ氏が、直撃取材で語った次の言葉を掲載している。
「まず、とにかく私は驚いていると言わざるを得ない。私は今、全てについて考える必要があるため、ここで特別な声明を出すつもりはない。それが今、私の身に起こったということだ」
すでにアフリカ系メディアでは、エジプトやアルジェリアなど、新たなチームへの就任報道も出ているハリルホジッチ氏だが、そうした噂については、「どこからそんな情報が得られているのかが分からない」と一蹴している。
さらに、「繰り返し言うが、現時点で話したいことは特にないんだ。ただ、今回の決定にとても驚いているのは確かだ」と続けたハリルホジッチ氏。一部報道では、「再来日してすべてを明かす」と話しており、その時に事の真相が明らかになりそうだ。