J１リーグは４月７日・８日に６節の９試合を行なった。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
　首位を走る広島からは、先制点を奪った佐々木翔と圧巻のビックセーブを連発したGK林卓人を選出。なかでもPKストップや終盤の柏の猛攻に対して鉄壁の守りを見せた林を最高点の「7.5」で今節のMVPに選んだ。
 
　大量５得点で長崎に大勝したFC東京からは、東慶悟とディエゴ・オリヴェイラをピックアップ。前者は見事なポジショニングで得点に多く絡み、後者は鋭い動きと仕掛けで長崎の守備陣を圧倒し、ハットトリックを達成した。
 
　開幕戦以来の白星を挙げた湘南からは、プロ初ゴールとなる劇的な決勝弾を決めた山根視来と、その山根とのコンビネーションで攻守に存在感を示した岡本拓也をチョイスした。
 
　また、２連勝のC大阪からは相手のミスを見逃さず先制点を挙げた柿谷曜一朗。ホームで快勝の札幌からは華麗なバイシクル弾を決めた都倉賢を選出。
 
　そのほかダブルボランチには、絶妙なパスで決勝ゴールの起点となった神戸の藤田直之と、怪我明けにもかかわらず抜群の存在感を見せた川崎の大島僚太。CBの一角には、激しいチャージで磐田の川又堅碁に自由を与えなかった清水のフレイレを配した。