タイトルを手繰り寄せる“神通力”が。
勝利の女神に愛された男――。まさにそんな表現がぴったりだ。
4月7日、ドイツ史上初となるブンデスリーガ6連覇を果たしたバイエルン。そのタイトル獲得に、小さくない貢献を果たしたのがアタッカーのキングスレー・コマンだ。
今シーズンに殻を突き破り、自慢のドリブルで大きな違いを作り出したピッチ上の貢献はもちろん、驚くべきはタイトルを手繰り寄せるその“神通力”だ。
パリ・サンジェルマンでプロデビューを実現したのが12-13シーズン。以来、実に6年連続でリーグ優勝を果たしているのだ。パリSGで2年、14年夏に渡ったユベントスで1年、翌15年夏に移籍したバイエルンで3年を過ごした21歳の逸材は、いずれも主力としてプレーしてきたわけではないが、行く先々で毎シーズン、リーグタイトルを獲得してきた。
4月7日、ドイツ史上初となるブンデスリーガ6連覇を果たしたバイエルン。そのタイトル獲得に、小さくない貢献を果たしたのがアタッカーのキングスレー・コマンだ。
今シーズンに殻を突き破り、自慢のドリブルで大きな違いを作り出したピッチ上の貢献はもちろん、驚くべきはタイトルを手繰り寄せるその“神通力”だ。
パリ・サンジェルマンでプロデビューを実現したのが12-13シーズン。以来、実に6年連続でリーグ優勝を果たしているのだ。パリSGで2年、14年夏に渡ったユベントスで1年、翌15年夏に移籍したバイエルンで3年を過ごした21歳の逸材は、いずれも主力としてプレーしてきたわけではないが、行く先々で毎シーズン、リーグタイトルを獲得してきた。
ちなみに、ユーベではコッパ・イタリア、バイエルンではDFBカップをそれぞれ一度ずつ獲得しており、頂点にこそ立てなかったものの、14-15シーズンのチャンピオンズ・リーグでは所属チームのユーベが前評判を覆してファイナルまで勝ち上がっている。とにかく、「勝利」との相性が抜群に良いのだ。
そんなコマンが今夏に臨むのは、ロシア・ワールドカップ。優れたアタッカーがひしめくフランス代表では絶対的な存在ではないものの、ディディエ・デシャン監督はこの「勝利の女神に愛された男」をおそらくロシアに連れていくだろう。