【セルジオ越後】なぜ後任が西野監督なのか?理由は謎だし、理解できない

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年04月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なぜこのタイミングで監督交代に踏み切ったのか分からないままだ

西野新監督はウクライナ戦の後にはハリルホジッチ監督の支持を明言していたが……。あの発言はなんだったのか。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 ハリルホジッチ監督の解任に驚きはない。僕は元々代えるべきだと言っていたし、先日のマリ戦とウクライナ戦でも結果を残せなかったからね。なによりあの2試合は内容も酷かった。選手たちは心ここにあらずという様子だったし、チームが上手くいっていないと誰もが感じたはずだ。
 
 ただし、後任に西野技術委員長が選ばれたのは理解できない。本来であれば、ワールドカップ直前に監督交代という事態を招いた田嶋会長とともに責任を取らなくてはいけない立場だ。しかも彼はウクライナ戦の後に「現状はこの体制で行く。まったく現場が成立していない感じは持っていない」と明言していたんだ。
 
 あの発言はなんだったのか。その数日後に田嶋会長がハリルホジッチ監督に解任を言い渡したというのだから、協会内で上手く意思の疎通が取れていなかったと言われても仕方がないよ。田嶋会長は「監督と選手のコミュニケーション、信頼関係が薄れてきた」と話していたが、自分たちもしっかりコミュニケーションを取れていたのか疑問だね。
 
 それも監督交代を、なぜこのタイミングで行なったのか謎のままだ。ライバルの韓国に惨敗した昨年末のE-1選手権や、ブラジルとベルギーに力の差を見せつけられた昨年11月の欧州遠征、国内でふがいない試合をした昨年10月のハイチ戦などクビを切るタイミングはいくつもあった。
 
 言うなれば日本サッカー協会には、決断力のある人物がいなかったということなんだ。ここ数年はオシム監督が病に倒れたり、アギーレ監督が八百長疑惑をかけられたり、サッカー以外の部分に理由があった。なのに今回は「どうしよう?」と悩んでいる間に時だけが経ってしまった。成績不振による指揮官交代は97年の加茂周監督以来だ。要するに日本には監督を解任するという文化がなくなっていたんだ。

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト増刊
    7月19日発売
    永久完全保存版!
    ロシアW杯
    大会総集編
    全64試合を徹底レビュー
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト特別増刊
    7月6日発売
    2018ロシアW杯
    日本代表激闘録
    「勇敢なる進撃」
    乾&柴崎ポスター付き!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト7月26日号
    7月12日発売
    総力特集
    躍進!! 日本代表
    世界16強の軌跡
    乾&集合写真ポスター付き
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    7月19日発売
    ロシアW杯
    出場32か国の
    通信簿
    欧州開幕直前企画も!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.25
    7月11日発売
    2018インターハイ
    選手名鑑
    男子55代表・1100選手を紹介
    女子も16代表を徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ

pixel?mid=00846a63b4c111422a673dd1fbdd898d24