昨季は最終節まで優勝を争った両者がいきなり激突!
4月7日、2種年代最高峰の戦い、高円宮杯U-18プレミアリーグが開幕した。
ヤンマースタジアム長居で行なわれたWESTの2試合で注目を集めたのは、昨季の1位・神戸U-18と同2位・広島ユースの一戦だ。
今季も前評判が高い両者の対戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる。
神戸U-18はキャプテンマークを巻いた船越大夢(3年)を軸に攻撃を組み立て、最前線の3トップが迫力のあるアタックを展開。守っても4日のルヴァンカップでトップチームデビューを果たした注目CB小林友希(3年)を軸に、相手の攻撃を弾き返していく。
一方の広島ユースも神戸U-18の攻撃に粘り強く対応すると、前線にボールを運んでペナルティエリア内に侵入。大堀亮之介(3年)らがキレのあるドリブルからチャンスを作り出すなど、こちらも負けじと”らしさ”を発揮した。
スコアレスで迎えた後半。徐々に広島ユースが試合の主導権を掴み、相手ゴール前でプレーする時間が多くなっていく。69分には大堀があわやゴールというようなミドルシュートを放ち、神戸U-18が耐える展開となる。
しかし、先制点を奪ったのは意外にも劣勢の神戸U-18だった。試合終盤の84分。原尊(3年)の落としから、途中出場の重野祥輝(2年)がハーフウェーライン付近でひとり外し、右サイドに絶妙なスルーパスを供給。相手DFの背後に抜け出したFW小田裕太郎(2年)がGKとの1対1を制し、2年連続の開幕戦ゴールで先制点をもたらした。
今季から背番号9を託された点取り屋の活躍でリードを得た神戸U-18は、最後まで虎の子の1点を守り切り、好敵手・広島ユースを撃破した。
試合後、勝点3を掴んだ神戸U-18の野田知監督は安堵の表情を浮かべつつ、「勝ったことに浮かれず、次の東福岡戦に向けて気持ちを引き締めたい」とコメント。昨季のチャンピオンは勝利の要因に浸ることなく、次のゲームを見据えていた。
WESTのもう1試合、C大阪U-18と福岡U-18のゲームはスコアレスで終了。明日8日はキンチョウスタジアムで3試合を予定しており、G大阪ユースと名古屋U-18、阪南大高と米子北、京都U-18と東福岡の一戦が行なわれる。
【日程】高円宮杯JFA U-18プレミアリーグの開幕戦カードはこちら
ヤンマースタジアム長居で行なわれたWESTの2試合で注目を集めたのは、昨季の1位・神戸U-18と同2位・広島ユースの一戦だ。
今季も前評判が高い両者の対戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる。
神戸U-18はキャプテンマークを巻いた船越大夢(3年)を軸に攻撃を組み立て、最前線の3トップが迫力のあるアタックを展開。守っても4日のルヴァンカップでトップチームデビューを果たした注目CB小林友希(3年)を軸に、相手の攻撃を弾き返していく。
一方の広島ユースも神戸U-18の攻撃に粘り強く対応すると、前線にボールを運んでペナルティエリア内に侵入。大堀亮之介(3年)らがキレのあるドリブルからチャンスを作り出すなど、こちらも負けじと”らしさ”を発揮した。
スコアレスで迎えた後半。徐々に広島ユースが試合の主導権を掴み、相手ゴール前でプレーする時間が多くなっていく。69分には大堀があわやゴールというようなミドルシュートを放ち、神戸U-18が耐える展開となる。
しかし、先制点を奪ったのは意外にも劣勢の神戸U-18だった。試合終盤の84分。原尊(3年)の落としから、途中出場の重野祥輝(2年)がハーフウェーライン付近でひとり外し、右サイドに絶妙なスルーパスを供給。相手DFの背後に抜け出したFW小田裕太郎(2年)がGKとの1対1を制し、2年連続の開幕戦ゴールで先制点をもたらした。
今季から背番号9を託された点取り屋の活躍でリードを得た神戸U-18は、最後まで虎の子の1点を守り切り、好敵手・広島ユースを撃破した。
試合後、勝点3を掴んだ神戸U-18の野田知監督は安堵の表情を浮かべつつ、「勝ったことに浮かれず、次の東福岡戦に向けて気持ちを引き締めたい」とコメント。昨季のチャンピオンは勝利の要因に浸ることなく、次のゲームを見据えていた。
WESTのもう1試合、C大阪U-18と福岡U-18のゲームはスコアレスで終了。明日8日はキンチョウスタジアムで3試合を予定しており、G大阪ユースと名古屋U-18、阪南大高と米子北、京都U-18と東福岡の一戦が行なわれる。
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