リバプール指揮官のエネルギー源に。
サッカー界屈指の熱血漢は、ライバルの撃破に燃えている。
現地時間4月4日に行なわれるマンチェスター・シティとのチャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグを前に会見に臨んだリバプールの指揮官ユルゲン・クロップが、意気込みを語っている。
今シーズンにおけるプレミアリーグで、3位リバプールは首位マンチェスター・Cに勝点18差を付けられている。しかし、直接対決では五分だ。4節の対戦では0-5と大敗を喫したものの、23節では4-3とやり返している。
その対戦結果を踏まえてクロップは、「上手くいく保証は全くない」と前置きしつつ、次のように力強いコメントを残した。
「攻撃でも、守備でも相手に不快感を与えられるだろう。仮に我々が上手くプレーできれば、対処するのは容易ではない。とても興奮する一戦になるはずだ」
現地時間4月4日に行なわれるマンチェスター・シティとのチャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグを前に会見に臨んだリバプールの指揮官ユルゲン・クロップが、意気込みを語っている。
今シーズンにおけるプレミアリーグで、3位リバプールは首位マンチェスター・Cに勝点18差を付けられている。しかし、直接対決では五分だ。4節の対戦では0-5と大敗を喫したものの、23節では4-3とやり返している。
その対戦結果を踏まえてクロップは、「上手くいく保証は全くない」と前置きしつつ、次のように力強いコメントを残した。
「攻撃でも、守備でも相手に不快感を与えられるだろう。仮に我々が上手くプレーできれば、対処するのは容易ではない。とても興奮する一戦になるはずだ」
マンチェスター・C戦に向けてやる気を漲らせるサッカー界でも生粋のモチベーター、クロップ。現地4月2日に英国人記者グラハム・ハンター氏のポッドキャストに出演した際には、そんな自身の情熱を焚きつけているものを明かしている。
「私はね、ロッキー・バルボア、とくに『ロッキーIV』にインスピレーションを受けているんだ」
そう、熱血漢クロップのエネルギーの源となっているのは、シルベスター・スタローンを一躍スターにした作品にして、いまなお人気を博すハリウッドの不朽の名作だったのだ。
とりわけ、ドルフ・ラングレン演じる冷徹なボクサー、イワン・ドラゴとロッキー(スタローン)が死力を尽くして戦う「『ロッキーIV』が好き」と話すドイツ人指揮官は、ドルトムント時代の“ある”エピソードを語っている。
「実はバイエルン戦を前にロッキーについて話したことがあるんだ。『ロッキーIV』に触発されてね。あれは私がドルトムントでやってきたどんなミーティングよりも一番だったと思う。
バイエルンをライバルに見立てて、『ドラゴは全ての技術を兼ね備えていて、あらゆるテクノロジーも駆使してくる。だから我々はシベリアで特訓をし、ドラゴを打ち負かしたロッキーにならなくてはいけない』と話したんだよ。トレーニングジムは静まり返っていたさ。だけど、そんなことお構いなしに私は3~4分も話し続けた。本当に燃えられるんだ」
しかし、そんな熱弁も選手には届かなった……。クロップは次のように続けている。
「ふと、我に返った私は選手に聞いた。『ロッキーを知っているやつはいるか?』ってね。そしたら2人しか手を挙げなかったんだ。ミーティングをやり直したよ。みんな若すぎたんだ……(笑)」
クロップにとってジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・Cは、豊富な資金力やテクノロジーなど、自軍よりも上回る部分を多く持ついわば“ドラゴ”。そんな宿敵を相手にクロップ率いるリバプールはいかにして立ち向かうのか。熱戦の幕開けが刻一刻と迫っている。
「私はね、ロッキー・バルボア、とくに『ロッキーIV』にインスピレーションを受けているんだ」
そう、熱血漢クロップのエネルギーの源となっているのは、シルベスター・スタローンを一躍スターにした作品にして、いまなお人気を博すハリウッドの不朽の名作だったのだ。
とりわけ、ドルフ・ラングレン演じる冷徹なボクサー、イワン・ドラゴとロッキー(スタローン)が死力を尽くして戦う「『ロッキーIV』が好き」と話すドイツ人指揮官は、ドルトムント時代の“ある”エピソードを語っている。
「実はバイエルン戦を前にロッキーについて話したことがあるんだ。『ロッキーIV』に触発されてね。あれは私がドルトムントでやってきたどんなミーティングよりも一番だったと思う。
バイエルンをライバルに見立てて、『ドラゴは全ての技術を兼ね備えていて、あらゆるテクノロジーも駆使してくる。だから我々はシベリアで特訓をし、ドラゴを打ち負かしたロッキーにならなくてはいけない』と話したんだよ。トレーニングジムは静まり返っていたさ。だけど、そんなことお構いなしに私は3~4分も話し続けた。本当に燃えられるんだ」
しかし、そんな熱弁も選手には届かなった……。クロップは次のように続けている。
「ふと、我に返った私は選手に聞いた。『ロッキーを知っているやつはいるか?』ってね。そしたら2人しか手を挙げなかったんだ。ミーティングをやり直したよ。みんな若すぎたんだ……(笑)」
クロップにとってジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・Cは、豊富な資金力やテクノロジーなど、自軍よりも上回る部分を多く持ついわば“ドラゴ”。そんな宿敵を相手にクロップ率いるリバプールはいかにして立ち向かうのか。熱戦の幕開けが刻一刻と迫っている。