「まるでガキだ」「なぜ奮い立たない?」マンUのレジェンドがポグバを痛烈批判!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月16日

古巣の不甲斐なさを嘆いたキーン。

現在のチームで柱となっているポグバ(右)を痛烈に批判したのは、マンU黄金期のキャプテン、ロイ・キーン(左)だ。 (C) Getty Images

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 かつて黄金期を築いた闘将は古巣の不甲斐なさに怒っていた。
 
 現地時間3月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2レグで、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードでセビージャに1-2と敗れ、ベスト8への切符を逃した。
 
 試合後にポルトガル人指揮官のジョゼ・モウリーニョは、「悲しむ時間もない。それがサッカーだ。世界の終わりではない」と気丈に振る舞ったが、本心は悔しさでいっぱいだったはず。というのも、この日のマンチェスター・Uは、枠内シュートがわずか4本に終わるなど、無気力さが目に付き、セビージャの気迫に終始押されていたからだ。
 
 そんな“レッドデビルズ(赤い悪魔)”に檄を飛ばしたのは、元アイルランド代表MFのロイ・キーンだ。

 
 1990年代から2000年代初頭にかけてマンチェスター・Uのキャプテンを務め、気迫あふれるプレーでチームを牽引した“闘将”は、英国メディア『ITV』で不甲斐なさを露呈した古巣を嘆いた。
 
「俺がユナイテッドでプレーしていたときは、いつだってあのユニホームを着ることを楽しんでいた。クラブの歴史やエンブレムの重みを感じ、サポーターからのプレッシャーを受けると、それはもう奮い立ったものさ。今のチームはプレッシャーをまるで楽しめていない。そしてゴールを奪いにいかなかったのも、私には驚きだった。意味不明だよ」
 
 確かに現役時代のキーンは、ビッグマッチであるほど熱く、燃え上がるタイプの選手だった。それだけに無気力さが目立った現在の中心選手たちには怒りすら覚えているようだ。とりわけ、苦言を呈しているのは、フランス代表MFのポール・ポグバだ。
 
「ポグバはチームにとって問題になっている。先発の11人に入れなければ、途端にわがままになる。途中出場をしたときは試合の流れを変えるようなことはほとんどしない。セビージャ戦の失点後の彼は、ただのガキだ。学校に通っているようなね。あいつからは危険なニオイがしないんだ。チームメイトが間違いを犯したときにそれをカバーしようという気概すら見せない」
 
 24歳の司令塔を名指しで批判したキーンは、「今のマンチェスター・Uはまだ補強が足りない。あと3、4人の選手を獲得する必要がある」とも訴え、さらなる改革を求めた。
 
 国内での戦いのみとなったマンチェスター・Uは、レジェンドMFからの痛烈な言葉に発奮するのか。そのパフォーマンスは大きな注目を集めそうだ。
 
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