【ACL展望】キッチーSC×柏|2位浮上へフルメンバーで臨む!鍵を握るのは…

カテゴリ:Jリーグ

鈴木潤

2018年03月14日

守備に粘り強さが戻り、決定力にも光明が。

故障者/柏=鎌田
出場停止/柏=なし

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ACLグループステージ4節
キッチーSC - 柏レイソル
3月14日(水)/21:00/香港スタジアム
 
【最新チーム事情】
●リーグ3節・C大阪戦は1-1のドロー。
●C大阪戦は攻撃のタレント3人が絡んでゴール。江坂が起点になり、伊東のアシストからクリスティアーノがリーグ初得点を記録した。
●C大阪戦でスタメンから外れた大谷、R・ロペスは揃って先発が濃厚。ベストメンバーでキッチーSC戦の連勝を狙う。
【担当記者の視点】
 ホームで行なわれた前回対戦は1-0で勝利し、勝点を4に伸ばした。依然として順位はグループ3位だが、2位の天津権健とは勝点で並び、その差は総得点差のみ。
 
 今節、天津権健の相手がグループ首位を走る3連勝中の全北現代であることを考えれば、今回のキッチーSC戦で勝点3を積み上げると2位に浮上する可能性が高い。
 
 前節のホームの対戦前から「この2連戦は勝利が必要」(大谷)とキッチーSC戦の2連戦を「MUST WIN」と位置付け、柏は必勝態勢でこの一戦に臨む。
 
 リーグ3節のC大阪戦は1-1のドローだったが、クリスティアーノに今季リーグ初得点が生まれ、アシストは伊東、さらに攻撃の起点になったのは江坂と、攻撃のタレント3人が絡んで得点が生まれた。決定力に懸念材料を抱えていた柏にとって大きなプラス材料だ。
 
 また、直近の公式戦3試合の失点はわずかに1。その失点もC大阪戦のソウザのスーパーゴールとGKの中村にとってノーチャンスだった。全体的には守備に粘り強さが戻ってきたため、江坂も「後ろが抑えてくれるので1点を取れば勝てるという雰囲気になっている」と攻守の噛み合いに自信を覗かせる。
 
 前回対戦ではクリスティアーノ、伊東、江坂を温存した影響もあり、攻撃に課題を残したが、今回の一戦はフルメンバーで臨む。自慢の攻撃陣が額面通りの働きを見せられるか、彼らの出来がこの試合の結果を大きく左右する。
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