【新星発見】メガクラブが注目する大型MFバラク! ”英雄”と比較される実力は?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2018年03月13日

安定した技術とダイナミズムを備え、強烈な左足のシュートも武器。

昨夏にウディネーゼのユニホームに袖を通したバラクは、適応が難しいと言われるセリエAに瞬く間に順応。11月に就任したオッド監督の信頼を勝ち取り、いまや右インサイドハーフを主戦場に主力のひとりとしてチームを引っ張る。(C) Getty Images

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 赤丸急上昇中のニュースターを紹介する不定期連載。今回取り上げるのは、セリエAのウディネーゼで入団1年目から期待以上の活躍を見せている、チェコの新鋭アントニン・バラクだ。本人は「比べることすらおこがましい」と謙遜するが、一部には母国の英雄ネドベドと比較する向きもある。

Antonin BARAK
アントニン・バラク(ウディネーゼ/チェコ代表)
●生年月日/1994年12月3日
●出身地/プジーブラム(チェコ)
●身長・体重/190cm・86kg
●主要ポジション/インサイドハーフ、セントラルMF
●A代表/7試合・5得点
●キャリアの転機/スラビア・プラハへの移籍(16年1月)


――◆――◆――

 イタリア北都のウディネで、チェコ産の原石が眩い輝きを放ちはじめている。

 アントニン・バラク――。今シーズンにウディネーゼでセリエAデビューした23歳の若者は、28節終了時点で6ゴール・2アシストを記録。評価も知名度も急上昇中だ。

 14節からウディネーゼの指揮を執るマッシモ・オッド監督は、成績不振で解任されたルイジ・デルネーリ前監督時代の4-4-2から3-5-2へシステムを変更。これが転機となり、チャンスを掴んだバラクは右インサイドハーフに定着し、試合を重ねるごとに進歩を遂げている。

 ここまでのハイライトは、本拠地ダチア・アレーナで4-0の大勝を収めた18節のヴェローナ戦だ。バラクは先制点と3点目のゴールを決めてドッピエッタ(1試合に2得点)を記録。さらに強力な左足ミドルでシルバン・ヴィドマーのチーム2点目のゴールを呼び込む、大活躍を披露した。


 
「本来はセンターハーフかレジスタ(司令塔)型のMF」とみずからを評するバラクだが、190cmの巨漢であることを感じさせない安定した技術、ダイナミズムと戦術適応力を備え、中盤なら複数のポジションに対応できる。ゴール前での冷静さと鋭く強烈な左足のシュートも大きな武器だ。

「比べることすらおこがましいよ」と本人は謙遜するが、かつてセリエAで活躍したチェコの英雄、パベル・ネドベドと比較する声もあるほどだ。
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