およそ4年8か月ぶりのマルチゴール達成
元フランス代表MFのフランク・リベリが、全盛時を彷彿させるハイパフォーマンスを披露した。
現地時間3月10日のブンデスリーガ26節だ。首位独走のバイエルン・ミュンヘンはホームで、日本代表DF酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVと対戦。ロベルト・レバンドフスキのハットリック&ブンデスリーガ通算100得点などでゴールラッシュを決め込み、6-0の圧勝を飾った。
その試合で2ゴールと気を吐いたのが34歳のリベリだ。8分に酒井のクリアボールを拾って鋭く抜け出し、冷静にゴールにねじ込んで先制。その後も左サイドで躍動を続け、81分に最大の見せ場が訪れる。左サイドのタッチライン際でボールを受けると、人垣のなかに突っ込んで4選手を巧みなステップで手玉に取り、最後はGKとの1対1を制してチームの5点目を奪ったのだ。キレッキレの動きでゴラッソを完遂し、実に2013年7月以来となるマルチゴール(1試合で2得点以上)を達成した。
現地時間3月10日のブンデスリーガ26節だ。首位独走のバイエルン・ミュンヘンはホームで、日本代表DF酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVと対戦。ロベルト・レバンドフスキのハットリック&ブンデスリーガ通算100得点などでゴールラッシュを決め込み、6-0の圧勝を飾った。
その試合で2ゴールと気を吐いたのが34歳のリベリだ。8分に酒井のクリアボールを拾って鋭く抜け出し、冷静にゴールにねじ込んで先制。その後も左サイドで躍動を続け、81分に最大の見せ場が訪れる。左サイドのタッチライン際でボールを受けると、人垣のなかに突っ込んで4選手を巧みなステップで手玉に取り、最後はGKとの1対1を制してチームの5点目を奪ったのだ。キレッキレの動きでゴラッソを完遂し、実に2013年7月以来となるマルチゴール(1試合で2得点以上)を達成した。
このハイパフォーマンスを称えたのがドイツの地元メディアだ。全国紙『DW』が「リベリは立ち上がりからコンディションの良さを窺わせ、極上のワンマンショーで締めくくった」と評せば、サッカー専門誌『KICKER』は「先制点で勢いをもたらし、特大の輝きを放った」と賛辞を贈った。
今シーズンも大小の負傷離脱を繰り返し、このハンブルク戦までリーグ戦は15試合の出場でわずか2ゴールしか挙げていなかった。同い歳で僚友のアリエン・ロッベンと同様に、現行契約は今シーズンいっぱいまで。本人はあと1年の契約延長を希望し、他クラブとの移籍交渉を行なっていないが、複数のメディア報道によると、クラブ側は4月までの結論保留を決定しているという。
はたして今回披露した出色のパフォーマンスがどう影響するのか。老いてますます盛んな天才アタッカー、フランク・リベリ。バイエルンのサポーターはまだ、本拠地アリアンツ・アレーナで躍動する彼の雄姿を拝みたいはずだ。
今シーズンも大小の負傷離脱を繰り返し、このハンブルク戦までリーグ戦は15試合の出場でわずか2ゴールしか挙げていなかった。同い歳で僚友のアリエン・ロッベンと同様に、現行契約は今シーズンいっぱいまで。本人はあと1年の契約延長を希望し、他クラブとの移籍交渉を行なっていないが、複数のメディア報道によると、クラブ側は4月までの結論保留を決定しているという。
はたして今回披露した出色のパフォーマンスがどう影響するのか。老いてますます盛んな天才アタッカー、フランク・リベリ。バイエルンのサポーターはまだ、本拠地アリアンツ・アレーナで躍動する彼の雄姿を拝みたいはずだ。