堀レッズの生命線「積極的守備」に自信!“浦和の太陽”が開幕への課題とするのは?

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2018年02月13日

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沖縄キャンプ最終日のG大阪戦は、柏木陽介のパスからゴールが生まれる。

インサイドハーフとしてG大阪戦にフル出場した柏木。攻守両面での手応えを掴んだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 前後左右。縦横斜め。“浦和の太陽”は今年も動き回る。
 
 2月11日。浦和レッズの沖縄2次キャンプ最終日。この日、組まれたガンバ大阪との45分×4本のトレーニングマッチは3-2で浦和が敗れた。約5,000人の観衆のなか、柏木陽介が1・2本目でフル出場した。

 
 新布陣4-1-2-3のインサイドハーフで登場した柏木は得点の起点となる。0-1で迎えた1本目の22分。右サイドから折り返しのパスを供給すると、これが相手選手のクリアミスを誘った。これに乗じて、武富孝介が押し込み、ゴール。柏木がお膳立てをした。
 
 双方、開幕戦を見越したメンバーとなった1・2本目は、1-1のドローとなった。
 
 試合中、メモを取り、カメラで選手を追うが、さすがに10番が頻繁に登場してくる。それだけ柏木が攻守で多く関わっている証拠だろう。
 
 試合後、「残り10分、15分くらいまでボールのフィーリングが良くプレーできた。あのくらいできれば良い」と自身のプレーに厳しい柏木も及第点を与えた。
 
 2次合宿中に組まれた川崎フロンターレ、名古屋グランパスとの練習試合では合計7点を挙げたものの、10失点。そのため、G大阪戦は守備の改善がテーマとなった。
 
 局地戦でボールをからめとり、一気にサイドや前線へ。これが堀サッカーの特徴だ。だからこそ積極的守備が不可欠でもある。
 
「前線からの守備の意識はだいぶ浸透した」と堀孝史監督が手応えを語ったように「75分、80分くらいまではプレスがしっかりかかっていた」と振り返った柏木は、「今まで(川崎、名古屋戦)に比べ、守備がちゃんとできた。攻撃がうまくいった2試合と守備がうまくいったガンバ戦」と総括した。
 
 堅守あっての攻撃。良い守備からの良い攻撃が鉄則。
 
 もっとも、この堅守が効率よくゴールに結びつかなければ意味がない。やはり最終目的はゴールだ。
「ボールはうまく回せているが、相手にとって怖い攻撃ができなかった。あとはフィニッシュ」と開幕までの課題を挙げた。
 
 戦術の浸透に費やされた2次合宿にはもうひとつの狙いがある。今季は厳しい日程が待っている。そのため不測の事態に備え、堀監督は様々なユニットをテスト。柏木のインサイドハーフでは長澤和輝とともに、山田直輝とも組んだ。柏木は「誰が入ってもそれなりのことをしなければならない。特徴を掴むことが大事」と、中盤のさらなる連係構築に意欲を見せる。
 
 今季から新キャプテンとなった柏木陽介が、文字通り“浦和の太陽”となり、フォア・ザ・チームで浦和を勝利に導く。
 
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)

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