先週土曜日のセビージャ戦で５－１の快勝を収め、目下リーガ・エスパニョーラで７位に付けるエイバル。今冬の補強で釣り上げたファビアン・オレジャーナとパパクリ・ディオプがいきなり活躍するなど、後半戦に向けてチーム状態は上々だ。
 
　そんななか、記者会見に臨んだのがスポーツディレクターのフラン・ガラガルサだ。移籍市場が閉まったいま、やはり気になるのは、今シーズンいっぱいで契約が切れる７選手の去就だろう。なかでも主将のダニ・ガルシアと、日本人アタッカー・乾貴士の契約延長に関する質問が相次いだ。地元ラジオ局の『Cadena Ser』が同SDのコメントを伝えている。
 
「契約が切れる７選手についてはすでに、クラブとしてアクションを起こしている。来シーズンのチーム編成も考慮して慎重にね。ダニ・ガルシアとイヌイは、どちらも重要な戦力だと考えているし、こちらとしても（契約延長に向けて）最大限の努力をしている。だがこればかりはどうなるか分からない」
 
　ダニ・ガルシアも乾も、夏の移籍市場で人気銘柄となる可能性が低くなく、先日も日本代表MFにはビジャレアルからの関心がニュースとなった。これについてSDは、「イヌイの代理人とはすでに２度会っているし、今後どうなるかを見ていくしかない」とし、「簡単ではない。彼らにも選択肢はあるだろうから」と話すにとどめた。
 
　好調エイバルは２月10日の土曜日、敵地でレガネスと23節を戦う。