日本代表MF原口元気の保有元であるヘルタ・ベルリンが仰天プランを発表し、ドイツ国内で話題になっている。
 
　クラブは、抽選でひとりのサポーターにいつでも無料入場できる「生涯チケット」を進呈すると発表。それはＩＤカードや印刷物ではなく、なんと当選者の身体に“刻まれる“という。前代未聞のタトゥーによるチケットの登場だ。

 
　現時点のプランでは、上腕部にベルリンの地図を描き、オリンピア・シュタディオン（本拠地）やクラブエンブレムとともにＱＲコードが彫り込まれる予定。かなりお洒落なデザインで、ＰＲ会社によれば「ほぼ痛みはない」ようだ。スタジアムの入場ゲートでＱＲコードをかざせば、生涯に渡ってホームゲーム全試合に無料入場できる。同ＰＲ会社は「ヘルタがあなたの皮下で生き続ける」とのキャッチコピーを打ち、タトゥーと最新技術の融合をアピール。ツイッターかe-mailで自身のヘルタ愛を写真、動画などで撮影して投稿すれば、応募完了となる。つまり世界中どこからでもエントリーできるのだ。
 
　Ｊリーグ・クラブが募集したら大バッシングを受けそうだが、タトゥーがファッションの一部として定着している欧州ならではの企画だろう。