「宇宙人だから仕方ない」「やり残したことはない」サッカー界の注目コメント集

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2018年01月05日

偉大な後輩をリスペクトするバティストゥータ

自身の持つ得点記録を破られたアルゼンチンのレジェンドは、“異星人”に破られたと考えることで悔しさを押し殺したようだ。(C)Getty Images

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≪注目のコメント①≫
「宇宙人だから仕方ない」
発言者:ガブリエル・バティストゥータ(元アルゼンチン代表)
 
 アルゼンチンの往年の名FWが“地球外生命体”と喩えたのがリオネル・メッシ。自身の誇りだった国際Aマッチ56得点というアルゼンチン代表記録を破られた際の「辛かった」気持ちも、こう考えることで落ち着かせたという。今では母国メディアに「自慢は、私が宇宙人に次ぐ存在ってことさ」と冗談を言う余裕も。
 
≪注目のコメント②≫
「2位でもそんなに悪くない」
発言者:ニクラス・ジューレ(バイエルン/ドイツ代表)
 
 チャンピオンズ・リーグ、ラウンド・オブ16の対戦相手がベジクタシュに決まり、ドイツの若きCBがつい本音を漏らした。たしかに、同じグループを首位通過しながら、いきなりレアル・マドリーと激突する羽目になったパリSGと比べれば、多少のツキはあっただろう。とはいえサッカーに番狂わせは付き物。油断は禁物だ。
 
≪注目のコメント③≫
「退屈なフットボールだ」
発言者:ルイス・ファン・ハール(元マンチェスター・U監督)
 
 プレミアリーグ第16節のマンチェスター・ダービーで1-2の敗戦を喫した古巣、ユナイテッドの傷口に塩を塗るような発言だ。守備的なスタイルがお気に召さないようで、「モウリーニョは批判されないな」とのボヤキも。ただ、14年W杯で守備重視の戦術を採用し、オランダを3位躍進に導いた指揮官は誰だったか。本人が忘れたわけではあるまい。
 
≪注目のコメント④≫
「やり残したことはない」
発言者:ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
 
 愛するクラブとの別れを示唆したのは、バルサ在籍8年目の守備職人だ。黄金時代の構築に貢献した名手も33歳。定位置をなくした現実を受け入れ、環境を変える決断に至ったようだ。新天地は河北華夏幸福。すでにクラブ間合意済みで、故障離脱中のサミュエル・ウンティティの回復具合を見て、正式にサインを交わすようだ。智将マヌエル・ペレグリーニの下、同胞エセキエル・ラベッシらとともに中国でリスタートを切る。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.1.4号より加筆・修正
 
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