インテル長友、ライバルのミスでレギュラー奪還か。6試合ぶりスタメン出場の可能性も

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月18日

サッスオーロ戦に出場し、好プレーを披露できれば…。

前節で2失点に絡んだサントン(右)に代わり、18節のサッスオーロ戦に先発出場する可能性が出てきた長友。チャンスをつかみたい。(C)Getty Images

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 実現すれば、6試合ぶりのスタメン入りとなる。

 イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は現地時間12月18日、インテルの長友佑都がセリエA18節のサッスオーロ戦で先発復帰する可能性があると報じた。

 昨シーズンの低調なパフォーマンスが原因でシーズン前は放出候補にも挙がっていた長友だが、今シーズンから指揮を執るルチアーノ・スパレッティ監督の信頼をつかみ、12節までの9試合でスタメン出場と、レギュラーの座をほぼ手中にしていた。

 だが、インターナショナルウィーク明けのアタランタ戦(13節)でダビデ・サントンにポジションを奪われると、以降の4試合もベンチスタート。16節のユベントス戦では、サントンが途中でベンチに退いたにもかかわらず、指揮官はダウベルトをピッチに送り込み、長友に出番は訪れなかった。

 それでも長友は、12日のコッパ・イタリア5回戦で1か月以上ぶりに試合に出場すると、3部のチームを相手にPK戦に持ち込まれる嫌な展開の一戦で、最後のキッカーとして見事にPKを成功させ、ベスト8進出に貢献。一定の評価を手にした。

 さらに、16日のウディネーゼ戦(17節)でも長友に“追い風”が吹いた。

 チームは今シーズン初黒星を喫したが、ライバルのサントンがハンドによるPK献上を含む2失点に絡み、各メディアから酷評されたのだ。

 これで潮目が変わった可能性は大いにある。『La Gazzetta dello Sport』紙によると、スパレッティ監督は23日のサッスオーロ戦(18節)で、ウディネーゼ戦のパフォーマンスが低調だったマルセロ・ブロゾビッチとサントンに代わり、両サイドにジョアン・カンセロと長友を先発起用する可能性があるという。

 前節で初黒星を喫したインテルは、ナポリとユベントスに抜かれ、首位から3位に転落。チャンピオンズ・リーグ出場を狙う彼らにとって、サッスオーロ戦は白星を取り戻さなければならない重要な一戦。つまり、この大事な試合でスタメン復帰を飾り、好プレーを披露すれば、長友のレギュラー奪還は現実味を帯びてくる。
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