【E-1選手権】注目の中朝決戦は痛み分けも、リッピ率いる中国が3位でフィニッシュ!

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月16日

中国は北朝鮮唯一の欧州組、チョン・イルグァンに手痛い一撃を見舞われたが…。

粘り強く戦うも勝利を掴めなかった中国。終盤に与えたFKで力尽きる結果となった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1選手権]中国代表1-1北朝鮮代表/12月16日/味スタ

 16日、E-1選手権の中国代表対北朝鮮代表の一戦が味の素スタジアムで行なわれ、1-1で勝点1を分け合う結果となった。
 
 1分1敗の中国と2敗で迎えた北朝鮮。勝利を収めたほうが3位でE-1選手権を終えるという一戦は、序盤から白熱した好勝負が繰り広げられた。そのなかで試合を優勢に進めたのは、今大会を通じて安定感した戦いを見せている北朝鮮だ。
 
 3-4-2-1の中国に対し、北朝鮮は4-4-2のシステムで挑むと、堅守速攻の形から幾度もゴール前に迫った。15分には熊本所属の安柄俊が決定機。シュートは放てなかったが、狙い通りのカウンターからチャンスを作った。
 
 対する中国は北朝鮮のアタックを跳ね返しつつ、隙を見ながら攻撃の糸口を見出そうとした。しかし、最前線のユー・ダーバオまでボールが繋がらず、アタッキングサードまで入り込めない。煮え切らない試合展開にマルチェロ・リッピ監督が1枚目の選手交代を24分に行なうほどで、苦しい時間が続いた。しかし28分、相手のCKを奪うとロングカウンターを発動。ジャン・ウェンジャオが右サイドを打開すると、最後はウェイ・シーハオがネットを揺らし、押されていた中国が先制点を奪った。
 
 1点リードを奪った中国は後半に入っても、北朝鮮に攻め込まれる展開。開始早々の4分にはあわやという場面を迎え、この日に長崎から東京Vへの移籍が発表された李栄直に右足でミドルシュートを放たれる。しかし、ここは枠に飛ばず、事なきを得た。
 
 後半の中盤以降も相手のアタックに手を焼きながらも、粘り強い守備を見せた中国。しかし、最終盤の81分に北朝鮮のチョン・イルグァンが芸術的な直接FKを叩き込まれ、土壇場で勝点3を逃す形となった。この結果、中国が2分1敗で3位に。北朝鮮は3連敗で4位となった。

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