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【高円宮杯CS展望】初制覇を狙うFC東京U-18と神戸U-18。攻撃力に自信を持つ両者の対戦は撃ち合い必至か

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2017年12月14日

クラブユース選手権に続く栄冠を目指すFC東京U-18に死角なし!

世代別代表の経験者を多く抱えるFC東京。選手層の厚さも群を抜いている。写真:松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)

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 来る12月17日、高体連とクラブユースの日本一決定戦、高円宮杯U-18チャンピオンシップの決勝が埼玉スタジアム2002で開催される。
 
 同大会は以前、トーナメント方式で行なわれていたが、2011年からEAST(東日本)とWEST(西日本)が東西に分かれてのリーグ戦がスタート。年間王者を決める方式も、東西の王者が一発勝負で雌雄を決する形となった。
 
 7回目を迎えるチャンピオンシップ。今年はEASTをFC東京U-18、WESTを神戸U-18が制覇し、日本一を掛けた戦いに駒を進めた。しかし、両者は今季1度対戦済み。それは先月のJユースカップ準々決勝だ。
 
 台風が近づく中で行なわれた一戦は、「J3に行っている選手がいるからね……」と話した佐藤一樹監督の心配をよそにFC東京が2-1で勝利。U-18日本代表の原大智(3年)と品田愛斗(3年)、U-17日本代表の平川怜(2年)と久保建英(1年)のトップ昇格内定組をJ3出場で欠きながらも、U-18日本代表歴を持つ小林幹(3年)と途中出場の寺山翼(3年)の一撃で接戦を制した。
 
 そうしたなかで迎える今回の頂上決戦。4-4-2が基本のFC東京は前回のゲームでいなかった面々が参戦する予定だ。最前線は高さとしなやかさを併せ持つ原と、言わずと知れた驚異の16歳・久保。サイドには横山塁(3年)や杉山伶央(3年)という伸び盛りのアタッカーが陣取る。彼らを操るボランチは平川を負傷で欠くが、品田と小林幹はそれを補って余りある好タレントだ。一方の守備陣も多士済々。主将の岡庭愁人(3年)が怪我を抱えているが、篠原新汰(3年)と長谷川光基(3年)のCBコンビが構える。彼らを軸に牢守を築くことが可能だ。

【PHOTO】2018Jクラブ・新卒入団&昇格内定~高校・ユース編

 また、勢いがあるのもFC東京の強みだろう。最終節ではそれまで首位を走っていた清水エスパルスが敗れ、2位・FC東京は3位・青森山田との直接対決で勝利。この結果、逆転でEASTを初制覇した。劇的な形で優勝を決めたことに加え、青赤軍団にとってチャンピオンシップはいまだに掴んだことがないタイトル。当然、モチベーションは高く、選手たちの鼻息も荒い。そういう意味で心身ともにFC東京は充実していると言える。夏のクラブユース選手権との2冠も射程圏内だ。

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