「来季も俺についてこい!」鹿島戦後のスピーチで"名波節"が炸裂

2017年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「家に帰るまでが試合観戦です。気を付けてお帰りください。以上です」とオチも付ける達者ぶり。

試合後のセレモニーで絶妙なスピーチを披露し、サポーターを盛り上げた。写真:徳原隆元

【J1リーグ34節】磐田0-0鹿島/12月2日/ヤマハ
 
 "名波節"が炸裂した。
 
 最終節後のセレモニーで「2017シーズン、ジュビロ磐田に関わる皆さんには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます」と切り出した名波浩監督は、さらに「俺の息子たちはどうでしたか? 皆さんへのお願いはひとつだけです。来季も俺についてこい」。力強くサポーターに呼びかけ、会場を大いに盛り上げた。また、「家に帰るまでが試合観戦です。気を付けてお帰りください。以上です」とオチも付ける絶妙のスピーチで笑いも誘った。
 
 鹿島を迎えたJ1リーグ最終節に引き分けた磐田は、勝点58の6位でシーズンをフィニッシュ。昨シーズンの13位から大きくジャンプアップし、失点30という今季のJ1最少記録も達成した。
 
 この結果を受けて同監督は、「すべて選手のおかげ」と選手たちを称え、「来季以降も継続して失点数や決定的なシーン、相手のシュート数を減らすところに特化した守備をやっていきたい。そこの良い守備から良い攻撃に、我慢強く耐えてダイナミックに攻めることを来シーズンもやっていきたい」と来季への意気込みを語った。
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