残留が懸かった大一番で戦う姿勢を示したが…。
[J1リーグ34節]甲府1-0仙台/12月2日/中銀スタ
J1残留のために勝利が絶対必要だった甲府の闘争心は剥き出しだった。
序盤はポゼッションをする仙台に対し、アグレッシブにプレッシャーをかける。ボールを奪えば鋭いカウンターを仕掛け、ボールロスト後の守備への切り替えも早く、この試合にかける意気込みを見せた。
甲府は、25分に小椋祥平からドゥドゥ、リンスへとつなぎチャンスを迎えたが、ブラジル人助っ人のシュートは相手GKに阻まれた。また、39分にもショートコーナーから中央で待っていた新井涼平がヘディングを放つも、ボールは枠を捉えられず。
スコアレスで後半に入ると、青と赤のユニホームの選手たちの足が止まりはじめ、仙台がボールを保持して主導権を握る。しかし、サポーターの声援を背に受ける甲府は相手の攻撃を耐え凌いで反撃に出る。
68分、FKから高野遼が中央へボールを送ると、新里亮が頭でそらす。最後はペナルティエリア内で待っていたドゥドゥがゴール至近距離で合わせるも、ボールはクロスバーの上を超えた。
その後も攻めたホームチームは後半アディショナルタイム、ついに均衡を破った。ペナルティエリア手前でリンスがボールを拾うと、相手DFを次々とかわし、最後は相手GKの頭上を射抜くループシュートを放つ。ボールはゴールに吸い込まれ、ブラジリアンは涙を浮かべながら、喜びを爆発させた。
そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、甲府は土壇場で勝利を手にした。しかし、他会場で15位の清水が神戸を3-1で下し、甲府のJ2降格が決定。13年から戦ってきたJ1に別れを告げた。
J1残留のために勝利が絶対必要だった甲府の闘争心は剥き出しだった。
序盤はポゼッションをする仙台に対し、アグレッシブにプレッシャーをかける。ボールを奪えば鋭いカウンターを仕掛け、ボールロスト後の守備への切り替えも早く、この試合にかける意気込みを見せた。
甲府は、25分に小椋祥平からドゥドゥ、リンスへとつなぎチャンスを迎えたが、ブラジル人助っ人のシュートは相手GKに阻まれた。また、39分にもショートコーナーから中央で待っていた新井涼平がヘディングを放つも、ボールは枠を捉えられず。
スコアレスで後半に入ると、青と赤のユニホームの選手たちの足が止まりはじめ、仙台がボールを保持して主導権を握る。しかし、サポーターの声援を背に受ける甲府は相手の攻撃を耐え凌いで反撃に出る。
68分、FKから高野遼が中央へボールを送ると、新里亮が頭でそらす。最後はペナルティエリア内で待っていたドゥドゥがゴール至近距離で合わせるも、ボールはクロスバーの上を超えた。
その後も攻めたホームチームは後半アディショナルタイム、ついに均衡を破った。ペナルティエリア手前でリンスがボールを拾うと、相手DFを次々とかわし、最後は相手GKの頭上を射抜くループシュートを放つ。ボールはゴールに吸い込まれ、ブラジリアンは涙を浮かべながら、喜びを爆発させた。
そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、甲府は土壇場で勝利を手にした。しかし、他会場で15位の清水が神戸を3-1で下し、甲府のJ2降格が決定。13年から戦ってきたJ1に別れを告げた。