マンUは7点差で負けなければ突破
11月22日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第5節の残り8試合が、欧州各地で行なわれた。
今節、グループA~Dのなかで新たに決勝トーナメント進出を決めたのは2チーム。そのうちのひとつが、グループCのチェルシーで、アゼルバイジャンのカラバフのホームに乗り込んでの一戦を4-0で制し、勝点を10に伸ばして2位以内を確定させた。
混沌としたグループで注目されていたのは、4節終了時点で未勝利だったアトレティコ・マドリーで、ローマ戦での結果いかんでは脱落が決まるところだったが、不振のエース、グリエーズマンの鮮やかなゴールなどでついに初白星を挙げ、最終節に望みを繋いだ。
ただ、最終節はローマが最下位決定のカラバフをホームに迎え、A・マドリーはチェルシーとのアウェーマッチということで、後者の不利は明白。反撃が遅すぎたということになるか、あるいは奇跡の展開が起こるか……。
グループDで勝ち抜けを決めたのはバルセロナ。3連勝の後、4節でオリンピアコスにスコアレスドローと足踏みしたバルサは、強豪ユベントスとのアウェーマッチでも同じ結果に終わったが、今回はエースのメッシを温存しながら(56分から出場)、確実に勝点1を稼いで第一関門を突破した。
ユベントスとは勝点3ながら、対戦成績を1勝1分けとしたことで、最終節を待たずにバルセロナは首位も決定。また同グループでは、スポルティングに1-3で敗れたオリンピアコスの最下位も決まっている。
最後の1枠は、2位ユベントスとこれに勝点1差で肉迫するスポルティングとの争いに。最終節は前者がオリンピアコスと対戦(アウェー)ということで有利ではあるが、イタリアというと、どうしても先日のロシア・ワールドカップ予選の衝撃の結末が思い出されてしまうが、今回は果たして!?
グループBは、すでに前節でパリ・サンジェルマン、バイエルンの2チームが突破を決めているが、今節も両者は勝点3を追加。パリSGはセルティックを7-1で一蹴し、グループステージ5試合での総得点は24に! その一方で失点はわずか1であり、ここまで圧倒的な強さを披露している。
バイエルンはアンデルレヒトを2-1で下し、ハインケス体制での無敗を9試合に伸ばした(PK戦の末に勝利したDFBカップ2回戦のRBライプツィヒ戦を除けば全勝)。
その一方で、セルティックとアンデルレヒトによるヨーロッパリーグ出場権をめぐる争いはまだ、決着を見ていない。最終節では直接対決となるが、前回対戦でアウェーマッチを3-0でモノにしている3位セルティックが限りなく優位と言えよう。
最後に、グループBとは対照的に1チームの勝ち抜けも決まっていないのが、グループAだ。ここではマンチェスター・ユナイテッドが4節終了時点で全勝を維持していたが、勝点1を稼げば突破が決まったバーゼル戦で、終了間際にゴールを許して初黒星を喫した。
最終節では、マンチェスターはCSKAモスクワと、バーゼルはベンフィカと対戦ということで、3チームが勝点12で並ぶケースもあり得るが、その場合、ベンフィカ戦の成績が除外されるため、マンチェスター・Uは7点差以上で負けさえしなければ、2位以内に入ることができる。
なお、各試合の結果とグループの順位は次ページの通りである。
今節、グループA~Dのなかで新たに決勝トーナメント進出を決めたのは2チーム。そのうちのひとつが、グループCのチェルシーで、アゼルバイジャンのカラバフのホームに乗り込んでの一戦を4-0で制し、勝点を10に伸ばして2位以内を確定させた。
混沌としたグループで注目されていたのは、4節終了時点で未勝利だったアトレティコ・マドリーで、ローマ戦での結果いかんでは脱落が決まるところだったが、不振のエース、グリエーズマンの鮮やかなゴールなどでついに初白星を挙げ、最終節に望みを繋いだ。
ただ、最終節はローマが最下位決定のカラバフをホームに迎え、A・マドリーはチェルシーとのアウェーマッチということで、後者の不利は明白。反撃が遅すぎたということになるか、あるいは奇跡の展開が起こるか……。
グループDで勝ち抜けを決めたのはバルセロナ。3連勝の後、4節でオリンピアコスにスコアレスドローと足踏みしたバルサは、強豪ユベントスとのアウェーマッチでも同じ結果に終わったが、今回はエースのメッシを温存しながら(56分から出場)、確実に勝点1を稼いで第一関門を突破した。
ユベントスとは勝点3ながら、対戦成績を1勝1分けとしたことで、最終節を待たずにバルセロナは首位も決定。また同グループでは、スポルティングに1-3で敗れたオリンピアコスの最下位も決まっている。
最後の1枠は、2位ユベントスとこれに勝点1差で肉迫するスポルティングとの争いに。最終節は前者がオリンピアコスと対戦(アウェー)ということで有利ではあるが、イタリアというと、どうしても先日のロシア・ワールドカップ予選の衝撃の結末が思い出されてしまうが、今回は果たして!?
グループBは、すでに前節でパリ・サンジェルマン、バイエルンの2チームが突破を決めているが、今節も両者は勝点3を追加。パリSGはセルティックを7-1で一蹴し、グループステージ5試合での総得点は24に! その一方で失点はわずか1であり、ここまで圧倒的な強さを披露している。
バイエルンはアンデルレヒトを2-1で下し、ハインケス体制での無敗を9試合に伸ばした(PK戦の末に勝利したDFBカップ2回戦のRBライプツィヒ戦を除けば全勝)。
その一方で、セルティックとアンデルレヒトによるヨーロッパリーグ出場権をめぐる争いはまだ、決着を見ていない。最終節では直接対決となるが、前回対戦でアウェーマッチを3-0でモノにしている3位セルティックが限りなく優位と言えよう。
最後に、グループBとは対照的に1チームの勝ち抜けも決まっていないのが、グループAだ。ここではマンチェスター・ユナイテッドが4節終了時点で全勝を維持していたが、勝点1を稼げば突破が決まったバーゼル戦で、終了間際にゴールを許して初黒星を喫した。
最終節では、マンチェスターはCSKAモスクワと、バーゼルはベンフィカと対戦ということで、3チームが勝点12で並ぶケースもあり得るが、その場合、ベンフィカ戦の成績が除外されるため、マンチェスター・Uは7点差以上で負けさえしなければ、2位以内に入ることができる。
なお、各試合の結果とグループの順位は次ページの通りである。