首位バルセロナとの勝点差は10に広がる。
アトレティコ・マドリーの新スタジアム、ワンダ・メトロポリターノでは初めてとなるマドリード・ダービーが、現地時間11月18日に実施された。勝点23で並ぶ両チームの対決は、スコアレスドローに終わっている。
闘争心剥き出しで高い位置からボールを追いまわすアトレティコと、イスコやトニ・クロース、マルセロらを中心に、多彩でテクニカルな攻撃を仕掛けるR・マドリー。両指揮官のカラーがよく出たゲームは、時間の経過とともに、まさしく“死闘”の様相を呈していった。
アトレティコは、中盤を構成するガビ、コケ、サウール・ニゲス、トーマス・パーテイの4人の走行距離が、いずれも前半だけで6キロ超えを果たすという、とても代表ウィーク明けとは思えない展開を披露する。
そしてホームチームの運動量が落ち始めた後半、代わってミッドフィールドを支配したのは、R・マドリーのプレーメーカー、ルカ・モドリッチだった。イスコやクロースを低い位置から巧みに操り、ビルドアップの起点となりながら、機を見て前線にも顔を出す。これによって、流れは一時アウェーチームに傾いた。
もっとも、中盤のエリアでの攻防が激しさを増す一方で、両GKがヒヤリとするような場面が数える程度しかなかったのは、やはり決定力不足に悩む両チームのフィニッシャーに原因があったからだろう。
リーガ・エスパニョーラではここまで2ゴールのアントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ)、1ゴールのカリム・ベンゼマは、この日もさしたるインパクトを残せないまま75分、揃ってピッチを退いた。そして同じく1ゴールと深刻な“ゴールスランプ”に喘ぐクリスチアーノ・ロナウドも、何度かあった決定機をモノにすることはできなかった。
両チームともに疲れがピークに達した試合終盤、ゲームはめまぐるしく攻守が入れ替わるオープンな展開を見せたものの、最後までゴールネットが揺れることはなく、互いに勝点1をプラスするにとどまっている。
この結果、数時間前に敵地でレガネスを下していた首位バルセロナとの勝点差は10に広がった。
闘争心剥き出しで高い位置からボールを追いまわすアトレティコと、イスコやトニ・クロース、マルセロらを中心に、多彩でテクニカルな攻撃を仕掛けるR・マドリー。両指揮官のカラーがよく出たゲームは、時間の経過とともに、まさしく“死闘”の様相を呈していった。
アトレティコは、中盤を構成するガビ、コケ、サウール・ニゲス、トーマス・パーテイの4人の走行距離が、いずれも前半だけで6キロ超えを果たすという、とても代表ウィーク明けとは思えない展開を披露する。
そしてホームチームの運動量が落ち始めた後半、代わってミッドフィールドを支配したのは、R・マドリーのプレーメーカー、ルカ・モドリッチだった。イスコやクロースを低い位置から巧みに操り、ビルドアップの起点となりながら、機を見て前線にも顔を出す。これによって、流れは一時アウェーチームに傾いた。
もっとも、中盤のエリアでの攻防が激しさを増す一方で、両GKがヒヤリとするような場面が数える程度しかなかったのは、やはり決定力不足に悩む両チームのフィニッシャーに原因があったからだろう。
リーガ・エスパニョーラではここまで2ゴールのアントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ)、1ゴールのカリム・ベンゼマは、この日もさしたるインパクトを残せないまま75分、揃ってピッチを退いた。そして同じく1ゴールと深刻な“ゴールスランプ”に喘ぐクリスチアーノ・ロナウドも、何度かあった決定機をモノにすることはできなかった。
両チームともに疲れがピークに達した試合終盤、ゲームはめまぐるしく攻守が入れ替わるオープンな展開を見せたものの、最後までゴールネットが揺れることはなく、互いに勝点1をプラスするにとどまっている。
この結果、数時間前に敵地でレガネスを下していた首位バルセロナとの勝点差は10に広がった。